Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

石臼引き手打ち蕎麦の店 恒(つね)@吾妻橋

2012-03-25 08:55:28 | スカイツリー周辺

「そうなんだ〜R君がいなくなったら寂しくなるわね」
「まあね、今でも夜は2人だけが、
多いんだけれどね~。それでね、パパが私が寂しくなるから早く帰るよ!
って言うのよ~・・・だってさ、今でも十分、早いのよ
夕方、まったりしてるとびっくりするぐらい早く帰ったりするのよ~
会社に寄らずに帰ったとか言ってさ。
でも、ほら、ウチは全然、興味が違うじゃない?なんか、ドンドン
行動的じゃなくなってるし・・・つまんないよ~、やっぱり同じ趣味の
ほうがイイよね~」

電話で友達に愚痴っていたらその友達曰く、夫婦で同じ趣味だと
お金がかかるというのだ。その友達夫婦は子供もいないので、
揃ってショッピングが趣味。それも時計とか靴とか金額が張るものが好き。

ウチの夫婦の星座は夫が牡牛座、私が水瓶座。
妹のところは妹が牡牛座、トラマルコが水瓶座。
いつも話すのはもし、夫と妹が結婚したら、電化製品は古い型の物だらけ、
家具は用を足せばそれで良いという物しかなく、きっとお金は貯まるだろう
と言う事。

で、トラマルコと私が結婚したら、電化製品は常に最新、家具もどんどん
グレードアップ、そしてカード破産

面白い蕎麦屋を2件ほど開拓したのでこれはトラマルコに教えなくちゃ
と思っていたところにトラマルコから電話が来た。
で、その蕎麦屋を教えたところ、丁度、今食べてきたばかりだと言う。
もう一件も既に行ったとの事。
おまけに、いつも純米酒を買いに行く西澤酒店に行って、置いてあった
大阪の天満宮で開かれる「利き酒イベント」のチラシを手にとったら
西澤酒店のお姉さんに「それなら、この前お姉さんが持っていきました」
と言われたとの事。

因みに大阪方面にお住まいで純米酒にご興味があれば5月4日に
大阪天満宮で「上方日本酒ワールド2012」が開かれます。
私の好きな酒蔵がたくさん出店しますので、是非どうぞ
このチラシがレトロで凄く可愛いので貰ってきちゃいました

そのトラマルコも最近、気に入っているという蕎麦屋「恒」
吾妻橋からほど近く、しかし浅草通りを微妙に一本入った
裏通りだったので、昨年オープンしたらしいが最近まで知らなかった。

国産そば粉を使った本格的手打ち蕎麦屋さん。お蕎麦だけではなく
日本酒にも力を入れようとしているらしい。酒の肴にも力が入っている。
十割蕎麦なのだろうか?

最初に行った時に田舎そばと細打ち両方を楽しめるセイロを注文。

田舎蕎麦はかなり太いです。細打ちもこの辺は細打ちが多いので多少太く感じます。
蕎麦汁はスッキリしていていい感じ。
田舎蕎麦は喉ごしがやはり私には太すぎる・・これは好みでしょう。

2度目に行った時に、日本酒と食べてみましたが(細打ち)ここのお蕎麦は
日本酒と食べてこそだなと思いました。
元来、セイロは日本酒と嗜むものだったのでしょうが、それを再認識。
わさびの花のお浸しや牛ハツの焼き物などと頂きました。

で、昨日はトラマルコが「かき揚げが最高!」というので、さっそく
桜えびのかき揚げを食べてみましたが、本当にサクサクして美味しかった
昼は店主のお母様がホール担当。夜は若い女性がホール担当でした。
30代~40代前半くらいの若い店主。ネクタイとワイシャツ姿で頑張って
らっしゃる。
ただ、値段がそこそこするので、もっと器にこだわった方が、いいかな・・・
高い器でなくとも、もう少しね!人は器で食べもするので。

ここのお蕎麦を食べて、再認識したのは両国の「ほそ川」。ミシュランで星を
取っている店。ほそ川も十割蕎麦なのだけれど、その細さ、喉越し、
とても十割とは思えないのだ
この恒にしても、やはり十割だと滑らかさが欠けるのだけれど、ほそ川は
それがない。改めてほそ川の技術の高さに感服
ただね、雰囲気がね・・張り詰めた感じだもの・・・インテリアも素敵だけれど。
写真なんか、とっても撮れる雰囲気じゃないの

ただ、この恒の店主はまだお若いのでさらなるご精進を期待します
最近、この年代の店主が頑張って良いものを作ろうというお店が
吾妻橋には増えてきましたよ

追記:改めて恒のホームベージを見てみたら、十割ではなく蕎麦粉9、
つなぎ1のお蕎麦でした。やはりほそ川は十割であの滑らかさは凄い!