私という人間は、つくづく物覚えが悪い人間だと呆れる。
例えば、いまだに形容詞と副詞がわからない
日本語の文法も不得意なので、英語だとなおさらだ←ピースじゃないだろ・・
動詞は75パーセントくらいの確率で当たる←当たるって・・
名詞、形容詞、副詞ここらへんになるともうこんがらがる
なので変な英語しか使えない
PCですぐ検索して形容詞と副詞の違いって何なんだ←お気づきのようにこの程度のバカです。
と調べればすぐわかると思うのに、しない・・・
ネットの記事を読むのは好きなのにそういう事はしない・・・
そして飲み込み、物覚えの悪い私は、
最近ようやくご飯の炊き方のコツを覚えたのだ
あの東日本大震災から3年。
あれ以来、我が家では電気炊飯器を使った事がない。
全てガスで炊いているワケ
すでに炊飯器その物がない。
3年たってようやくコツを覚えたって事になる。
ネットで調べればわかりそうなのに、なぜかやらなかった
「お米が立つ」っていう状態を毎回再現できるようになったのだ
それもこれもある失敗から・・
良い主婦の皆さまはとっくにご存じですよね。
一応、若い読者の為に←って・・・いるのかよーーーーー
お米を強火にかけて、ブクブクいいだして、吹きこぼれたりして、
少々、弱め、しかしあくまで少々弱くするだけで強めなのは変わらない。
水分が飛び、吹きこぼれもなくなり、表面に殆ど水分が無い状態に
なったら火をごく弱火にして、お米のツブがキラキラ立つ状態になったら
火を止めて蒸らすと・・・
これを3年かけて失敗から学びとった。
しかし、その失敗も美味しい物に変わった
ある日、お返しに頂いたのが、変な四角い鍋だった
しかし、3層構造でお米を炊くには良さそう。
最大7号近くは炊けそうな、深めの鍋。
それで炊くと美味しい事は美味しいのに時間がかかるのだった。
多めに炊いたある日、真ん中の水分がなかなか抜けないので、
抜けるまで炊いたら・・
この日まで私は噴きこぼれそうになるとすぐに弱火にしていたのだった。
こーんなオコゲが鍋底の形に
お焦げって少しなら歓迎されるけれど、こんなに出来ちゃうとね・・
あまりにも綺麗な形のオコゲなので、中華のオコゲ用に干す事とした。
昨日お嬢からラインがきていつものように「今日のご飯はなーに?」
残業の時に、今日の晩御飯をモチベーションに頑張る為に訊ねるんだとか
昨夜は風邪をひいている夫の為に鮭の粕汁と鰈の煮物と、もずく酢と・・
って楽しみに帰ってくるお嬢にはやや加齢臭がし過ぎるので
干しておいたオコゲの出番
餡かけの材料で使えそうなものはキャベツと人参とネギと豚肉しかなかったけれど、
それでも、とても美味しくできました~
干したオコゲを揚げるとパチパチと一挙に膨らみ香ばしい匂いが立ち込めた
餡をかけるとあの「ジューーツ」と美味しそうな音が
見た目は悪いけれど、とても美味しい餡かけでした