田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

童心にかえって「ゴジラ展」に行く

2016年08月20日 | 日々の出来事

 いま福岡市美術館で「ゴジラ展」が開催されているので行って来ました。いい年をした大人が、と思う人もあるかも知れませんが、私達の世代はゴジラに馴染んでいるのです

 美術館は大濠公園の堀端にあります。ここに来るのは随分久し振りです。最後に来たのはいつか思い出せません。しかし都会に水辺空間があるのはいいですね。

 会場には多くの観覧客がいました。いまゴジラ映画が上映中なのでその影響もあるのでしょうか。展示品は著作権の固まりなので、ごく一部を除いて撮影禁止です。

 展示品には撮影風景の写真や絵コンテ、セットの設計図などもありました。ゴジラ映画は特撮がメインになるのですが、結構細かい計算がなされています。ゴジラの着ぐるみや模型が何体も展示されていました映画に使ったミニチュアもあり、ファンには見応えのある展覧会です。

 下の写真は平成6年公開の「ゴジラVSスペースゴジラ」の着ぐるみです。ゴジラ映画の第1作は昭和29年で、翌年に第2作が公開されています。私は幼少期にこのどちらかを映画館で見ています。夜寝る時に横になっていると耳の脈拍の音がすることがありますが、当時はゴジラの足音のように聞こえて怖かった思い出があります。

 ただ映画館でゴジラを見たのは中学生の時の「モスラ対ゴジラ」までで、その後は遠ざかりました。私にとってゴジラの原風景は幼い頃に見たゴジラです。

 ここは特撮の体験コーナーです。ゴジラの模型と自分の画像をモニターで合成して、スマホに撮って持ち帰れるというサービスです。私もやってみようかと思いましたが、大人げないと言われそうで止めました。 

  これは今上映中の「シン・ゴジラ」の模型です。ゴジラは回を重ねるごとに、だんだん人間味を帯びてきました。元々はイグアナドンやティラノサウルス等の恐竜を参考にして造形されたそうです。いつでしたか一度アメリカで製作された事がありましたが、爬虫類のようで馴染めませんでした。 

 これも今上映中の東京駅のミニチュアです。なかなか精巧に作られています。昔の映画でビルを壊すセットは石膏で作って、壊すところに切れ目を入れていたそうです。 

 西鉄駅に戻ってきました。福岡の都心部、天神です。20年前と比べると大分街の表情が変わりました。元気のある都市は街並みが新陳代謝で更新されていきます。 

 

 

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