年の暮れ、道の駅で乾燥ワカメを買う

　ドライブを兼ねて隣町の「道の駅おおき」へ。店内を一回りしてサラダに使う乾燥ワカメチップを手に取りました。ここで買うのは久方ぶりです。大幅値上げした近くのスーパーよりも断然安く、しかも厚葉で品質も良い。産地は岩手県ですが加工は地元業者です。一人暮らしを始めてからすっかり主婦感覚が身につきました。いつも行く店が何軒かあって、野菜や肉などの値段が大体頭に入っています。

　向こうにガスホルダーのような施設が見えます。

　道の駅にはビュッフェ式レストランが併設されています。よくあるバイキングですが、小食な私は元が取れないので利用しません。すぐ向こうにあるのはバイオマス施設。何度か紹介したことがありますが、平たく言えば、し尿と浄化槽汚泥、家庭生ごみ処理施設です。し尿処理場の隣にレストランとはあまり聞いたことがありません。

　バイオマスセンターと道の駅は同じ敷地内にあります。バイオマス施設は土盛りや生垣で囲まれていますが、施設内の環境学習棟は道の駅側から出入り自由です。両方とも町の循環型まちづくりの一環で建設されました。ここで生み出されるのはメタンガス発酵による電力と農業に利用する液肥。完全嫌気発酵で全く臭いはしません。

　学習棟の廊下に昔の新聞記事が掲示されていました。18年前、先にバイオマスセンターが建設され、数年後に事業の一環として隣に道の駅を開設しました。生ごみの収集は家庭での分別が必要なので大都市での実施は難しいかもしれません。

　今年も何とか無事に年を越せそうです。特に正月らしい準備はしませんが、来年が良い年になりますよう。