晩酌をしながらBSプレミアムを見ていたら、いつもの如く夢の中。ふと目が覚めると、テレビに見覚えのある風景が写っていました。京都大学の時計台です。学生時代、私は京大生ではありませんでしたが、下宿が近かったのでよく生協を利用していました。
番組は「京,ぶらり。」というもので、この日のテーマは京都大学界わい。京大生に愛される食堂や昔ながらの下宿アパートなど、学生と地元の人々とのふれあいを取材していました。番組を観ていると、懐かしい風景が出てきました。京大名物、立て看板です。
下の写真はテレビ画面から拝借したものです。今出川通りと東大路が交わる百万遍の交差点です。写真にあるように、京大本部構内の石垣塀にはサークル活動等の立て看板が数十枚、ずらりと並んでいました。私の学生時代は、大学闘争関連の立看が多かったような記憶があります。
しかし少し前に、立て看板はこの春に撤去されたとの記事を目にしました。京都市は景観保持のため広告に関する規制が厳しく、大学は市から行政指導を受けていました。立て看板のある風景が文化であると反発する声と、大学も例外ではないとする意見と両方あるそうです。
京都は昔から「学生はん」と呼ぶように、大学生には親切な土地柄です。京都市民はどう思っているでしょうか。
下の写真もテレビからです。普通の住宅街ですが、京都らしい雰囲気がします。場所は京都大学を少し下ったところ。この近くの食堂で3か月ほどアルバイトをしたことがあります。夕方私が店に入ると、親父さんが開店準備をしていました。ごく小さな食堂で、馴染んでくると常連客から、卒業してもここで働けと冗談を言われたりしたものです。
ある夜、インバネスを羽織った若い外国人が客になりました。総菜のミートボールを指さして、これは何かと聞きます。英語で何とか説明しようとしますが、言葉が出てこず弱りました。シャーロックホームズが着るような時代がかった外套の登場に、ここは大学の町なんだと妙に納得したものです。
私が住んでいた左京区は面白いところでした。歴史的な自然と寺社仏閣があるかと思えば、古本屋街や名曲喫茶など学生向けの色々な店がありました。左京区は雑誌や本などで紹介されることも多く、今でも若者にとって刺激的で心惹かれる町のようです。
「京、ぶらり。」の次回のテーマは寺町通り界わい。京都は観光地から一歩外れた通りの町家や商店街の風景も味わいがあります。
大学らしくていいな、と思いますが…。
父親が早くなくなり浪人できないので
東大受験をやめて京大1本
お友達のところに泊めてもらいました
発表は見に行き、木のところで写真を撮り
思い出深いです
大木町は竜巻がひどかったようですね?
京都市では広告は色や大きさなど、厳しく規制されています。
古都の景観を保とうということでしょう。
京大の立て看板は昔から見慣れた風景です。
今度京都に行った時は、立て看板のない京大がどんなものか見てみたいですね。
コメント有難うございます。
私は久留米住まいなので、影響はありませんでした。
久留米の北と南はだいぶ降ったようです。
酷暑続きなので、少し雨が欲しいです。
今日は花壇に水遣りをしました。