今回、2021年1月15日(金)~17日(日)、車中2泊の行程で能登半島で
釣行してきた記録をアップしました。
其の弐 1月16日 西海漁港から蛸島漁港まで
1月15日の深夜に西海漁港から移動を決行しました。
能登里山海道は除雪してありましたが、珠洲市に入るといちだんと雪が深くなり、
果たして漁港内は除雪してあるのだろうか?と心配になりました。
1月16日(土)AM0:30 蛸島漁港に到着しました。
幸いにも港内はきれいに除雪してありました。
前回初めて来た場所に陣取って、竿4本を立てて、明るくなるまで仮眠しました。
雨雲レーダーによれば、午前8時ぐらいには止む予定でしたが、降ったり止んだりを
繰り返していました。風も止み、気温が10℃ぐらいに上がったので、夜明けから
釣り始めました。
前回初めて来たときも、この大きな船は停泊していました。
普通の漁船よりもひと回り大きな船です。
前回はユムシを針に通しておいてからハリ先にアオイソメを房掛けしてカレイを
釣りました。
今回はユムシを入手できなかったので、パワーイソメ極太を通しておいてから
アオイソメを房掛けしました。
冷凍ホタルイカは凍り付いたままカチンコチンだったので、使う気になれず。
アオイソメは元気無くストレスが溜まって、お互い噛み合い、ブチブチ切れ易い
状態でした。
コイツら元気無いわー。
雨が絶えず降っている状態だったので、
車の中からアタリを待ちますが・・・
30分間隔で事務的にエサ交換を行うことにしましたが、
前回とは全く違って、ケムシの猛攻に苦戦しました。
フグやヒトデは居ませんでしたが、ケムシは想定外でした。
AM9:45
この日初めてのアタリが出ました。
サーフリーダーのトップがゴンゴンゴンゴンと引き込まれ、続いてビリビリ揺れました。
竿を手に取って、空アワセを入れると重量感が伝わってきました。期待十分。
手応え十分で寄せてきたのに・・・
お、おまえか。ほんと御立派な体格だこと。
トホホ。
15分後、
AM10:00 最も左の岸壁寄りに投げ込んだサーフチェイサーのトップがガックンと
15cmほどおじぎをしました。
また巨大フグかと思いながら、竿を手に持ってリールを巻き取ると、
ゴンゴンと頭を振っているのが判りました。
こっ、これはアイナメやろ。
慎重に寄せてくると、やはりアイナメ恭子ちゃんでした。
34cm のアイナメでした。
ポン級アイナメが釣れたことで、なんとなく達成感が出てきました。
前回同様に最初にアイナメが釣れて・・・その次にカレイが釣れて・・・
そうなればよいのですが。
AM12:45
エサチェックのために竿を順番にあげてゆくと、左から2番目の竿に重量感を
感じました。しかもグイグイと反発してくる・・・
たのむ、フグであってくれるなよー
リールを慎重に巻いて、足元まで寄せてくると、オモリの後ろに茶色い菱形が付いて
いました。
よく肥えた肉厚のマコガレイでした。
マコガレイ 35cm (メス)
こ、これは時合い到来でしょ。このチャンス逃してなるものか。
エサを付け替えて、ぶっ込み直しました。
すると・・・
PM13:15
エサチェックのために竿を順番に上げてゆくと、もっとも右のほうへ投げ込んだ竿に
重量感が伝わってきて、かなり強く抵抗するのを感じました。
こ、これはデカいのと違うかな。
期待しながらリールをグリグリ巻いて寄せてくると、
ん? 思ったよりも小さかったけど、オモリの後ろに茶色い菱形が付いてきました。
マコガレイ 30.5cm (オス) でした。
その後はアタリが続かず、再びダラダラとケムシが掛かってくるように。
じつはカーラジオから聞こえてくる天気予報では、夕方から急激に気温が下がり、
雪雲が迫ってきているようで、積雪が多くなるとのこと。
もし積雪がひどくなれば帰り道が閉ざされる心配があったので、
PM2:00 急いで片付けて、80km戻った西海漁港まで撤退することにしました。
帰りの山道です。雪が深いなあ。
怖いなあ~。こんなところでスタックしたら、救助に来てくれるのかなあ?