カレイを狙うブッ込み釣り師にとって最も厳しい時期がやってきました。
水温が下がって、魚の活性が落ちて、何をやっても釣れません。
2025年も、あっと言う間に1月が過ぎてしまいました。
1月はカレイを狙って(第10~16戦)合計7回出撃しましたが、
残念ながら1匹も釣れませんでした。
釣れない理由をいろいろ思い浮かべますと・・・
うーん、単に水温が下がったからエサを喰わないだけなのか?
産卵を終えてのいっぷくなんだろうか?
今は日没後の夜間のほうが釣れるんじゃないか?
震災を予知して何処かへ逃げてしまったのかな?
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本当の理由はカレイに訊いてみないと解りません。
でも、釣り師の皆さんは、「毎年そうだし・・・、そのうち釣れるさ・・・、
3月になればまた釣れだすよ・・・。」と言いながら、
内心は「オレだけは今日デカいの釣って優越感に浸ってやる」と思いながら
クソ寒いこの時期に我慢比べを展開しているのですよ。
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ということで、私は厳寒のこの時期にカレイを釣り上げるための奥の手を
実行しました。
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それは、ブッ込み釣りに寄せエサを取り入れました。
ブッ込み仕掛けのオモリにロケットを直結しました。
寄せエサの配合は、マルキューカレイ専用まきえ、マルキューチヌパワーV9、アジシオを
適当に混ぜて、これを水と少量のウイスキー(アルコール香)で練ったもの。
アジシオはグルタミン酸(アミノ酸)だからアミノパワー効果を期待できると思うのです。
配合した寄せエサを、ブッコミ仕掛けに付けたロケットに詰め込んで、
アオイソメ房掛けと共に投げ込みました。
さて、金曜日の夜、テレビ番組の沸騰ワードで、カズレーザーが自衛隊戦車部隊を見学
するのを見終えてから、PM21:00 深谷の自宅を出発しました。
小名浜まで220kmですが、ガラ空きの北関東道をガンガン飛ばして、午前零時前には
常磐道の関本PAに到着。
ETC割引が効く土曜日の日付になってから、いわき勿来ICを降りました。
ひらの釣具店の自販機で青イソメ6パック(3000円分)購入してから、小名浜港の
旧市場前堤防に到着しました。
気温3℃、無風で、思っていたより好天です。満潮はAM6:00とPM18:00
まずは安全と大漁を祈願しまして、小名浜漁港の神様にお神酒を捧げます。
が、最近は見返りが薄いですよねぇ。
土曜日の朝ですが、外側はけっこう空いてました。
カマスが居なくなったからでしょうか?
外側が空いているのに、内側に陣取って投げ込む私は天邪鬼なんでしょうね。
まだ暗いAM3:30スタート。
寄せエサの効果を期待して、カレイ、アナゴ、チヌ、ヒガンフグ、なんでもござれ・・・
来る者は拒まずの姿勢でアタリを待ちますが、さっぱり、全くダメでした。
4本の竿を30分毎に仕掛けを回収して、エサを付け直して投げ込みましたが、
寄せエサは溶けて無くなるものの、アオイソメはまったく齧られずに、ビローンと
伸び切ったまま戻ってきました。
昼までの約9時間、30分毎に4本の竿で寄せエサを打ち込んだので、合計72発も
打ち込んでいるのに、集魚効果がまったく見られませんでした。
フグさえ来ないのはなぜでしょうか?
午後からは、寄せエサ効果に見切りをつけて、通常使用の仕掛けに戻しましたが、
青イソメがぜんぜん減らないので、6パックも買ってしまったことに少々後悔してます。
自宅に戻ったら余ったイソメでまた塩イソメ作りに励まねばなりません。トホホ。
土曜日も陽が堕ちて、もはや敗色濃厚、なんとなく空虚な脱力感が漂ってきました。
もう少し頑張ってみて、満潮から干潮への最後のチャンスに賭けようか?
それとも、明日は雪だぞ潔く撤退しようか?・・・と思案していたところ、
私のブログを毎回楽しく見てくださっておられる地元の紳士が訪ねて来られ、
缶コーヒーを差し入れてくださり、しばらくのあいだ釣り談議に盛り上がらせて
戴きました。とっても楽しい御方で、ほんと元気を戴けましたよ。
過去に何度も炎上するたびに凹んでましたが、このブログを書き続けてきて
ほんと良かったなあ、としみじみ感じましたよ。
なんと有難いことでしょうか。この場で御礼を申し上げます。
PM21:00 撤収しました。
帰りは相川七瀬のCDを大ボリュームでかけて眠気を吹き飛ばしながら、
スタッドレスタイヤだということも忘れて、
ガラガラに空いていた北関東道をガンガン攻めて飛ばして帰りました。
♪♪ 夢見るオヤジじゃいられないー、はいっ、♪♪