ただいま休業中の身で、時間と労力だけは持て余しております。
しかし何処へ行くにも、何をするにも、必要となる軍資金がございません。
今回は財布とにらめっこしながらの出撃でした。
水曜日に発光路の森へ行ってきました。
天気は梅雨の合間の快晴で、日差しが大変強く、危うく熱中症になりかけました。
AM4:50 板橋の自宅を出て、AM6:40 現地に到着。
AM7:00の受付開始時には駐車場に15台ほどの車が並びました。
平日なのに意外と多いですね。
毎回ここへ来て思うのですが、駐車場からの眺めは抜群の景色で、
こんな場所で毎日生活してみたいと思うほどの絶景です。
さて、今回は最初から第3ポンドのデカいヤツを狙うため、
第3ポンドの流れ込みに陣取って釣り始めましたが、そう簡単には釣れてくれません。
デカいヤツほどスレていて、釣り人の多く集まるこの第3ポンドに泳ぐマスたちは、
ハイプレッシャーの中、全くやる気が無いように思わせるほど、ルアーにしても、
フライにしても、何を投げても無視されるわけで、だんだんイライラしてきて、
精神的にとても苦痛な池です。
ところが開始してすぐにマーカーを引き込むアタリがあって、
ビシッと合わせると、#5ロッドをグイーンと曲げる重たいトルクフルな引きを
味わうことができました。
今日は幸運に恵まれ、幸先よくデカいヤツを1匹キープできると思ったのですが、
ん? 意外と簡単に寄せてきました。コレ小さいな?
寄せてきてネットで掬い上げると、・・・ とほほ、ブラウントラウト君でした。
ブラウン君はこの池では掃除役です。すべてリリースせねばなりません。
私感ですがブラウン君というヤツは、マス類の中でいちばん警戒心の薄いヤツで、
いつもやる気満々なバカなヤツです。
結局のところ、第3ポンドで2時間ほど粘りましたが、アタリがあったのはコイツだけで、
辛抱できない性格の私は早々にこのポンドを退散して、第1第2ポンドへ移動しました。
いつものマーカーを付けたウキ釣りにはなかなか反応してくれません。
魚たちは水面下30㎝ほどで定位しているので、終日ドライフライで攻めることにしました。
夏の池でいちばんよく反応するのが、グリフィスナット ↓↓ というフライです。
ヤマメ君が掛かりました。
そしてこのグリフィスナットとともに、よく反応するのがエルクヘアカディス ↓↓です。
ところが、グリィスナットもカディスも、ニジマスやブラウンが咥えると、
すぐにボロボロになります。マス1匹でフライ1個消耗ペースです。
今回、大量100個のカディスを用意しましたが、どんどんフライが減ってゆきます。
しかしドライフライはロッドを振る回数が圧倒的に多くて、集中して釣っていると、
体力の消耗は激しく、とってもしんどいです。
昼前にはヘトヘトになって、目の前がボーッとくらむ・・・
熱中症になりかけました。
もうね、ほんと、継続は力なりと言いますが、ちっとも楽しくない・・・
修行ですよ。
PM3:00過ぎから釣り人が少なくなった第2ポンドで、イワナ狙いで岩陰のピンポイントを
カディスで攻めてみましたが、ここぞと思われるポイントには、ことごとくブラウン君が
邪魔して割り込んできました。
第2ポンドはブラウンが多過ぎるぞ!!
PM5:00 終了。
ブラウン君 5
ニジ君 リリース 多数
ニジ君 持ち帰り 12
ヤマメ君 1
奮闘努力の甲斐も無く今日も涙の日落ちる・・・
相変わらず上達しないヘボ釣り師の体たらくで・・・
捌き場所は使えなかったので、クーラーボックスに氷を詰めて帰ってきました。
うーん、こんなに景色の良い場所に居たのに、
帰りは体力の消耗激しく、疲労感でいっぱいでした。