とうとう梅雨が明けて、夏休みに入ってしまいました。
猛烈な暑さ、行楽帰りの渋滞、臨時有料駐車場・・・釣り人にとって我慢の季節です。
今週は土曜日に私用で雑用をこなしていたので、釣りはお休み・・・の予定でしたが、
涼しい時間帯に少しだけ竿を出しました。
Youtubeを見ていると、「夜ルアーでウナギが釣れた」という映像を意外に多く
見かけます。本当にルアーで釣れるのか? ものすごく興味が沸きました。
とりあえずオレもやってみるか。
自宅から車で20分の利根川本流で、ダイソーの竿とルアーで暇つぶしです。
年券を買ってしまったから竿を出さなければ損です。
日曜日のAM3:30自宅を出発。
現地に到着してPEラインにフロロリーダー2ヒロを結んで、その先にダイソールアー
を直結、ルアーの交換なんて考えてないからスナップ付きヨリモドシも付けずに
直結です。
コットンキャンディ色のシンキングペンシル12gこれだけです。
たぶん、いくつか引っ掛けて無くすから、同じものばかり予備はたくさん用意してます。
自分の服や足に向けて蚊よけスプレーをかけておきました。
ダイソーで1本1,000円の安い竿と、グローブライド社VMAX2500の安いリールの組合せ
足元はこんな感じ ↓↓
上流側 ↓↓
下流側 ↓↓
シンキングなので、投げ込んでからゆっくりリトリーブし始めると、
必ずと言っていいほど藻が引っ掛かります。
だけどウナギ狙いだし、沈めて川底を這うように泳がさねば・・・
ちーん!! 2投目で1個無くしてしまいました。
5投目ぐらいで、巻き始めると・・・ゴンッ・・・いきなり竿を持っていかれそうな
大きなアタリが発生!!。
10メートルほどラインを引き出されましたが、なんとかスプールを左手で押さえながら、
ブレーキをかけると、竿を立てて魚とのやりとり。引きが強いし、スピードもある。
でもダイソーの竿、なかなかやるじゃないか。2度3度の魚の反転にも耐えて、
少しずつ寄せてきました。
こ、これはもしかして・・・サクラマス?・・・いやニジマス?・・・いやシーバス?
いやブラックバス?・・・それともニゴイ?・・・鯉ではないことだけは判ります。
なんとか寄せてくると・・・あらら、また外来魚のキャットナマズ君でした。
50cmぐらいの奇麗な魚体のキャットナマズ君でした。
今までコイツが掛かったときにはリリースしてましたが、
今回は持ち帰って食べてみたいと思いました。
AM4:30
夜が明けてきました。
生け捕りにしたキャットナマズ君を見たら、体力回復できずにひっくりかえったまま
でした。死んでしまっては困るので、早々に釣りを切り上げて、自宅へ戻ることに
しました。
自宅へもどって風呂に移し替えて様子を見ていると・・・
10分ほどで体力回復、風呂の中をゆったりと泳ぎ回っていました。
ヒゲさえ無ければ鯉と同じシルエットですな。
さてと、ここからが本番、おとなしく眠ってもらいましょか。
風呂の水を抜いて、魚体がひたひたになるまで水を抜いて、そこへ焼酎をドボドボドボ。
すると酔っぱらって急に暴れ出したキャットフィッシュ君でしたが、10分もすると、
全身麻酔になって、バタン!!
そのままキッチンのまな板へ
まな板の上でおとなしく寝ているナマズ君ですが、死んではいません。
焼酎の全身麻酔が効いています。
コイツはとにかく頭と頸椎が鉄のように硬いので、ノコ切りやニッパも必要でした。
身は少し黄色いです。しかし調理して火を通すと白くなりました。
ひとつ、ツマミ喰いしてみました。
パクッ、
ん? う、うめぇえええええ。 めちゃくちゃ旨ええええ~。
よく肥えて、脂肪も多いですが、油臭さも有りません。
ぜんぜんクセも、匂いも有りません。
でも旨味は濃いです。ちよっとショックです。←外来魚がこんなに美味いとは。
釣った場所は埼玉県深谷市と群馬県東毛地区の県境です。
この場所は過去にブッコミ釣りではミシシッビアカミミガメばかり釣れました。
今日はキャットフィッシュでした。こんな上流まで外来魚とは・・・トホホ。
国産の魚はいったい何処に居るのでしょうか?