漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2025.3.01 ( 第20戦 ) やっと車から離れられる環境で・・・ 石川県能登半島西海漁港

2025-03-03 01:14:03 | 海釣り

2月は長く続く寒波による積雪の影響で、北陸方面へ行きたくとも行けなくて、

ずっと太平洋側の福島県の小名浜港で竿を出してましたが、小名浜港も全くダメで、

連敗が続いてました。

天気予報によれば2月28日~3月2日の数日間だけ快晴に恵まれて気温が上がり

春のような環境になるらしい。ずっと待ち望んでいた北陸へ遠征のチャンスが

やってきました。これはなんと言われようと行くしかない最大のチャンス到来です。

2月28日(金)仕事を終えてから晩メシを掻き込んで、PM19:00深谷の自宅を出発。

上里SAから高速道路へ乗り込んで、すぐに上信越道のルートに入りました。

心配していた妙高山周辺の積雪はさすがに多かったですが、路面は完全に

除雪されており、難なく通過して上越JAまで進めました。妙高山周辺で気温2℃、

上越周辺で気温7℃、これだけ気温が上がれば降雪の心配は無く、そのあとの

北陸道もずっと穏やかな天候でした。

PM23:20有磯海SAに到着、ここで日付が変わるまで時間を潰して、深夜零時を

確認してから滑川ICで降りて、国道8号線を南下しました。

富山県では国道沿いにある数軒の釣エサ屋に立ち寄って自販機でアオイソメを

仕入れながら南下して、氷見から能越道を通って石川県に入りました。

目的地の西海漁港には2日(土)AM2:30に到着。天候は気温5℃、無風で穏やか、

波はまったく無くベタ凪、空を見上げると満天の星空が拡がっており、頭上には

縦に大きな北斗七星が輝いてました。

これだけ良い条件が揃うと、車から離れられますね。

さっそく準備して、重たい荷物を担ぎながら、誰も居ない大波止の外堤防を

てくてく歩きました。竿ケース、クーラーボックス、バックパックを背負って

歩いてゆくと、すぐに防寒着の中は暑くなって、気が付くと汗ダクです。

堤防の先端は漁船が近いところを通ってゆくので避けて、少し手前に陣地を

構えました。

 

まずは、西海漁港の神様に、無事故、大漁を祈願して、御神酒を捧げます。

 

「かーみーさーまぁー、おおきなカレイを、この哀れな釣りバカおやじに、なにとぞー、」

 

 

AM4:30 釣りスタート。

竿4本とも、寄せエサロケットを付けた仕掛けを付けて、養殖生簀に向けてフルキャスト。

 

 

暗いうちはアナゴやチヌでも構いません。贅沢は言いません。

何かアタッてくれれば、それで楽しいです。

 

4本の竿先に付けたLED電ケミを注視してますが、ピクリとも動きません。

クーラーボックスに腰かけて、じっとしていると、じわーっと寒さが沁みてきました。。

ホカロンで外から防寒を補強。缶チューで内から忍耐力を増強。

 

30分ごとに仕掛けを回収して、打ち込み直しますが、アオイソメが齧られることも無く、

ビローンと伸び切って戻ってきました。

 

 

 

AM6:00  夜が白いできて、朝マズメの大チャンスに期待しましたが、残念ながら・・・。

陽が上ってきて、静かな朝を迎えました。

 

土曜日だというのに、釣り人が少なすぎます。

堤防の曲がり角にルアーマンが2名居るだけでした。

 

あー、今日もダメかな、と思っていたところに・・・正面に投げ込んだ竿先が、ピクン、

ピクピク・・・また数秒おいてからコンコン、・・・コンコン、・・・

初めてアタリましたけど、カレイのアタリとは違います。

竿を持って、空アワセを入れてみると、何かが乗りました。

リールをグリグリ巻くと、コンコン抵抗してますが、そんなに重くないので、

たぶんフグだろうと思いながら巻いていると・・・途中で海面に浮上・・・

・・・、

・・・、

やっぱりキミなのね。

捕虜確保。

 

 

 

この模様のフグ・・・

ヒガンフグ、( アカメフグ ) は毎回竿先に明確なアタリを出してくれるので、

正直者のフグです。

 

快晴の天気に恵まれましたが、アタリはこの1回のみ。

 

 

背後から陽が上り、最初は堤防の陰で少し寒かったのですが、次第に日差しが頭上から

照らすようになり、暑くなってきて、防寒ジャンパーを脱いでもなお暑くなってきたので、

AM11:00 撤退することにしました。

車から離れて、大堤防で陣地を構えてみましたが、大して結果は変わらずで・・・。

第20戦もダメでした。

 

 

[  追加  ]

午後に時間が空いたので、探索がてら能登島へ渡り、昔からの有名ポイントの百万石で

竿を2本出してみました。

土曜日なのに誰も居ません。やはり釣れてないのでしょうね。

 

 

 

ここは、20mぐらい沖からいきなり急深になっていて、

普通に投げ込むと、ラインがスルスル出てゆき、かなりの深さを実感できます。

昔はこの底に大きなイシガレイが潜んでました。期待して投げ込みましたがダメでした。

予想外に根掛かりが酷くて、仕掛けを急いで巻き取ってオモリを早く浮上させようと

しましたが、張り出した海藻に取られて、竿2本とも仕掛けを根に掛けて、力糸から

全てを失いました。

釣り人が頻繁に入っていたら、こんなに海藻が繁ることも無いのに、

最近は誰も入ってないのでしょうね。能登島のイシガレイも釣れてないのでしょうね。



最新の画像もっと見る