平成の時代は天皇誕生日の祭日は12月23日だったのに、令和になってから2月23日に
代わってしまったから、今年は3連休になりました。
本当は能登半島まで遠征したかったのですが、天気予報では最強寒波が押し寄せて来て、
ハンパない積雪量だというので、断念して、代わりにとっても望みの薄い小名浜港へ
出撃しました。昨シーズンは絶好調だった小名浜港だけに、今シーズンの不調が
信じられなくて、諦めきれずにズルズル続いてます。
今回は私がまだよく知らない場所から竿を出してみました。
AM3:00 スタート (赤矢印)
まだ暗いうちから、ららミュウ奧の駐車場から対面の水族館へ向けて竿4本出しました。
この日も冷たい西風が吹いていて、向かい風になりますが、釣り人が少ないので
ここで粘ることにしました。
アナゴでもいいから来て欲しい気持ちで、寄せエサと青イソメを同時に打ち込める
改良仕掛けをフルキャストして放り込みました。
思ったより浅いですね。こちら側は大型船があまり通過しないので、底に泥が堆積
しているのでしょうか?
さらに左隣に海上保安庁の船が停泊してますが、この船の後方から沖へ張られている
錨ロープがかなり長く海底へ伸びていて、第1投目から仕掛けが掛かってロスト。
とっても邪魔でした。
前々回2月1日に使用した寄せエサ用ロケット付き仕掛けを更に改良して、
石鯛遊動パイプにロケットを付けて、遊動式にしてみました。
竿4本で30分ごとにエサチェックのために回収しますが、毎回、房掛けにした青イソメは
何者にも齧られずにビローンと伸び切って戻ってきました。
エサ取りのフグすら寄ってきません。
さらに、誘いをかけようと、少しずつズル引きすると、海底に茶色い海苔が繁っているらしく、
青イソメが海苔に埋もれて、海苔の塊となって戻ってきました。
こんな低水温の中でも、ヒトデだけは元気に動いて近寄ってきました。
エサチェックのために仕掛けを回収するときに、竿を持って空アワセを入れるのですが、
ヒトデはカレイと同じぐらい竿に重さを感じます。リールを巻き始めて暫く巻き続けると、
ヒトデなら途中で浮かんできて水面を割るので、それを見てほんとガッカリします。
頼むから水面を割らずに・・・頼むからカレイであってくれよ・・・願い叶わず。
AM11:00 まで粘りましたが、止めて、移動することにしました。
AM11:00 まで粘りましたが、止めて、移動することにしました。
PM15:30 移動して釣り再開 (緑矢印)
航空写真の緑矢印の場所から再開しました。
移動の途中でワンカップを買ってきました。
ここの神様はいつもの大関では御不満のようなので、まるを買ってみました。
あ~神様、私にカレイを恵んでくだされ~。なにとぞ、なにとぞ~。
しかし、まるの御神酒でも神様は納得されてないようで・・・
この場所から投げ込んでも状況はぜんぜん変わらず、でした。
仕掛けを回収して針を見ると、何者かが齧って青イソメが短くなっているものの、
とても魚類が齧ったとは思えません。
PM22:00 まで粘って、いろいろと手を尽くしてみましたが、体力の限界を感じて、
撤収することにしました。
近投の竿から1本ずつ仕舞い、最後の4本目の竿を仕舞おうと、竿を手に持ち空アワセを
入れると・・・ん?・・・なんか少し重い。
リールをゴリゴリ巻いたら、そんなに大きくないものが付いているようです。
フグかな? ドンコかな? なんだろ?と思いながら巻いて寄せてくると・・・
おまえか。
・・・
・・・
・・・
こんな大きな針とパイプの付いた仕掛けで、よく掛かったもんだな。
触ると痛いので、針から外さずに仕掛けごと一緒にクーラーボックスへ。
コイツは日曜日の昼飲みのアテになりました。
しかし、虚しいなあ~。