1日目の釣りを終えてから、85km離れた能登半島の先端に位置する
珠洲市の蛸島漁港へ向いました。
なぜか知りませんが、3月に入って珠洲市で地震が多発しています。
なんで珠洲市だけ地震が群発するのでしょうか?
べつに近くに海溝が在るわけでもなく・・・、
べつに火山が在るわけでもなく・・・、
なのに直下で揺れるのはなぜでしょうか?
私の大事なマコガレイちゃんが恐れて逃げ出さないことを祈ります。
能登里山海道を通って、現地に到着したのは10日PM20:30。
蛸島漁港に到着すると、私がポイントとする場所に遠洋巻網漁船の船団が停泊していて、
煌々と照明を照らして漁協が荷降ろしの作業をしていました。
ははは、あかんがな。竿を出せません。
どうしようかと車を停めて思案していると・・・
とつぜん車を誰かに横から揺さぶられたように、ユッサ、ユッサと揺れました。
ん? なんだなんだ?と思っていると・・・
カーラジオのNHK第一放送から「番組の途中ですが、ここで地震のニュースが・・・」
珠洲市沖海底10kmを震源とするマグニチュード4.6震度3の揺れだったそうです。
こ、こわー、こんなところで釣りはできませんわ。
逃げるようにUターンして西海漁港へ戻ってきました。
ガソリン減るわ、しんどいわ、170kmも無駄に走ってしまいました。
10日の晩は西海漁港で車中泊しました。
疲れていたのかぐっすり眠れました。
3月11日、AM6:00 釣りの準備に取り掛かりました。
昨日かなり体力を消耗していたので、クルマを横付けできる新波止に陣地を構えました。
新波止の先端にいつも停泊しているサルベージ船が居ません。そのため一段と広く
感じました。
車の中で朝の寒さをしのぎます。
最初の獲物はバイ貝でした。
ここはケムシもヒトデも少ないですが、代わってバイ貝は多いです。
次の獲物は、どデカいアカメフグ(猛毒)でした。
昨日、隣におられた金沢の釣り師はこのフグを食べると言って、持ち帰られましたが、
私は絶対に食べません。毎年約10名ほど素人料理して亡くなっているのです。
昨日の陣地と比べて水深がありません。浅いです。
ここにはカレイはおらんのか?
バイ貝もフグも、けっこう重くて期待させます。
AM8:00を過ぎましたがアタリは出ません。
AM9:00を過ぎましたがアタリは出ません。
AM10:00を過ぎましたがアタリは出ません。
産卵後のカレイはもっと深い場所で養生しているのでしょうか。
AM10:20
エサチェックのために、いちばん左に近投していた竿に糸フケが発生していたので
リールを巻き始めると、ものすごい抵抗と重量感。
ゴリ巻きして寄せてきて、足元から浮かせると、茶色く平べったい魚影でした。
マガレイ 38cm でした。
さらに1時間後
AM11:20
エサチェックのために空アワセを入れながら竿を立てると、右から2本目の竿に
根掛かり? ドーンと重たい感触で、そのあと魚の強烈な抵抗。
リールをグリグリと巻いて寄せてくると・・・
カレイでしたが、肉厚のイシガレイ君でした。
イシガレイ 36cm
マガレイとイシガレイで、マコガレイが欲しいです。
午後からも日没まで粘りましたが、残念ながら午後はボーズ。
根気と体力が無くなってきたので、今回の釣りはこれで閉めることにしました。
3月11日の釣果
マガレイ 38cm
イシガレイ 36cm
帰りは七尾で唯一セルフ24時間のエネオスで給油しましたが、177円/Lでした。
ガソリンの値段は新潟県では169円/L、富山県では172円/L、石川県では177円/L でした。
埼玉県では172円/L。
ちなみに関越道のSAのスタンドではレギュラー185円/Lです。
帰り道は、来た道の逆で、帰りましたが、国道17号線の深谷バイバスから自宅まで
ほとんど信号に捕まらずに帰れたので、12日AM5:30に無事に帰還しました。
全走行距離 1219km
自宅に戻ってから、まずは風呂入って、そして爆睡。
昼過ぎに起きてきて、持ち帰ったカレイの下処理をすることに。
なかなか重たいクーラーボックスでした。
流し台に広げた獲物たちを見て、なかなか壮観でした。
3月10日~11日の釣果としては
マガレイ 43㎝ 38cm 36cm 35cm 34cm
マコガレイ 40cm
イシガレイ 36㎝
合計7匹
大満足の北陸遠征でした。