太平洋側のカレイを狙うために、今年のうちにマイポイントの海底の状況を
確認しておきたい・・・。
昨シーズンに見つけた小名浜港のマイポイント。半年経過すれば、その間に
船の出入りで底の状況が変わっているかもしれません。
やはり定期的に新しい情報を入手しながら、自分で現況を確認しておかなくては
次の出撃の時に確率の高い戦略を練れないと思うのです。
カレイ釣りは決してアタリハズレ的なギャンブルであってはならないのです。
それと、先月に亡くなられたカレイ職人ささしゅんさんを偲んで、彼を思い出し、
師の志しを引き継ぐべく、あらためてカレイ釣りへの情念に染まりたくて、
この場所で、今年中に是非とも1匹釣り上げたくて、出撃した次第です。
勤務先の仕事納めが25日でしたので、仕事を終えてから、自宅に戻って、風呂、
晩メシを済ませてから、PM20:00に出発しました。
深谷の自宅から小名浜港まで220km。3時間ちょっとで到着します。
北関東道の桐生足利ICから乗り込んで、友部JCで常磐道を北上して、いわき勿来IC
で降りるのですが、平日なので、なるべくETC深夜割引を利用したく、
26日の午前零時を過ぎてからICを降りるように速度を調整しながら、高速道路を
ノロノロ走り、さらにパーキングで寄り道しながら、ゆるーく走行しました。
小名浜港の旧市場前堤防へ到着したのは26日AM1:00。
なんと、小名浜港のイオンや港湾関係周辺の全てが真っ暗でした。
停泊している船舶も夜間照明が全く無くて、静まり返って異様な光景でした。
クリスマスの夜なのに、どうして?・・・平日だから?・・・。
釣りの前にいつもの神事を行います。
「小名浜の神様ぁぁぁぁー!! どうか私にゴーマル特大カレイを恵み賜ぇぇぇー!!」と、
「無事故で無事に家へ帰れますように」
なるべく神様を味方に付けておかねば・・・
この場所の近くにある釣具店の自販機でアオイソメ50グラム500円を8パック購入。
ちょっと細いけど、そのぶん匹数が多いから房掛け向きかな?
前回の釣行で余ったエサで作った塩いそめ ↓↓
AM2:00 釣りスタート。
いつものように4本の竿で広角に投げ分けて始めました。
暗いうちは何処へ投げても、投入してからすぐに、竿先に付けたLEDランプがビリビリ、
チョンチョン、小刻みに揺れて、アタリが頻発しましたが、全て針に掛からず。
小名浜のフグはかなりスレていて、ほんと賢くて憎たらしいです。
朝になりました。風も無く、気温5℃、とても穏やかでした。
相変わらずフグの猛攻が続き、塩イソメの房掛けすらすぐに無くなってしまいました。
AM7:00~8:00 ほんの1時間ほどですが、
フグとは違って竿先を引っ張り込むアタリが混じりました。
竿を持って、軽くあわせると、良型のキスが釣れました。
さらにエサを付け直して投げ込みなおすと、竿先を叩く派手なアタリで、
2匹目の良型のキスが釣れました。
どうやら左の船の下にキスの群れが居るようです。
越冬キスなのか? それとも水温が高くて、まだキスの季節なのか?
キスが2匹続けて釣れたので、一瞬、ハリの大きさを丸セイゴ15号から変更しようか?と
思いましたが、誘惑に負けてはいけません。あくまでも狙いはカレイです。
すぐにキスも居なくなり、
次は姿を見せないフグとヒトデとの闘いになりました。
頻繁にエサを付け替えていると、平和なハトが寄って来て、おねだりしてきました。
もう、うっとおしい、蹴るふりをしても逃げません。
おまえらここが日本やから馴れ馴れしく居れるんやぞ!! 平和に感謝せい!!
ついでにオレにも感謝せい!!
これが中国やったらおまえらすぐに焼き鳥やぞ !!
PM15:00
根気強く、青イソメを付け直して投げ直してましたが、どうやらカレイが居そうにないので、
場所をプチ移動して、外側へ投げ込むことにしました。
4本投げてみて感じたのですが、以前よりかなり浅くなりましたか?
以前より根掛かりしなくなったように感じます。 底が砂に埋もれてしまいましたか?
PM20:00
とつぜん突風が正面から吹き出して、竿を振れなくなってきたので、釣りを止めました。
小名浜港のマイポイントにはカレイは居なかったです。