さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★今、消費税を上げていいの?私立Z学園の憂鬱を読んで考えて!

2019-04-21 02:27:33 | 「経済」
 

お疲れ様です。 皆さまお元気でしょうか? 
こちらは、少しづつ歩けるようになってますが
 次は花粉症が厳しい季節となってきました。
 皆様は大丈夫でしょうか?
 しっかり対策して、なんとかこの時期を乗り切りましょう!

ということですが、今日は消費税の件です。 
たまに見ているYOUTUBEの 及川幸久潜在意識チャンネルの紹介
で見つけました。

 20190418 消費増税推進の外国勢力と増税反対マンガ【及川幸久?BREAKING?】  

ネット上でも話題になっている 
増税反対マンガ「私立Z学園の憂鬱」です。 
もうご存知ですか? 知らない方は是非一読ください。 

女子高生が署名運動を初めて、その署名を持って 安倍総理に会いに行きたい。 そんな話から始まります。
周りの大人たちは、○○・・・という理由があり 消費税は必要なものだ。と説得しますが、 女子高生は、消費税についてメッチャメチャ勉強して 大人の意見を論破していきます。 

まずは、第一話はこちら 
いかがでしたか?なかなか面白そうですね。 

では、第二話に進みましょう! 
ここでは、教育教育長の中谷権三ことゴンゾーが日本の借金について語り出します。 

日本は国の赤字が膨らみ国債残高(借金)が1000兆円越え、 日本人一人あたり約900万の借金、なので、消費税財源は必要。 いつもマスコミで語られる、お決まりの文句を言い放ちます。 

これに対し女子高生の高橋あさみさん 
これは全部悪質なプロパガンダ(特定の考えを押し付けるための政治的宣伝行為)!!! 「増税」のための悪質な印象操作よ!!と応戦。 
そしてゴンゾーに突きつけます。 
あなたは「国の借金」を強調しました。 
では、「資産」は? この国の資産は約1000兆円!! 
なんと日本は世界一の対外純資産の保有国なのです! 
IMF(国債通貨基金)のデータも示し 
そして、その内訳も財務省のホームページから 
年金積立等121兆円、道路堤防等130兆円 
外貨証券等221兆円、大学なのどの出資金58兆円 
で合計647兆円 そしてさらに続きます。 

そして、・・・そもそもなんだけど・・・ 
この日本に借金の問題なんて本当に存在するのかしら・・・? まず借金というけど 誰が誰から借りていると思う? ここを力説!
完全にゴンゾーを黙らせます。 

ですが、そこに出てきたのが 
大手新聞社社長の娘、希望原あゆみさん さらに論争は続きます。 

とこんな感じ、この先はどうなるのでしょうか?
8話まであるそうなので続きが楽しみです。 

難しい問題を漫画で解説してもらえると分かりやすいです。
若い学生さんにも是非読んで頂きたいマンガでした。 
ということで、今日は増税反対マンガ「私立Z学園の憂鬱」でした。

 
 

 

★今必要なのは「大きな戦略」世に訴えるフェア党

2019-01-16 23:30:26 | 「経済」


お疲れ様です。
今日は政治の動画です。
マイケルジャクソンの歌の
素晴らしい訳で知られる「大西つねき」さんです。

★素晴らしい言葉の数々。マイケルジャクソンの遺した歌

最近、違和感を感じる常識
それを覆し、幸せな世の中を作るべく
立ち上がってます。
そして、その発言は既存の言葉とは
はっきり言って180度違います。

そんな、大西さんが今後の大きな戦略について
動画で語ってました。

政治についても経済についても
わかってるなんて、とても言えない私ですが
なるほどなあ。って感じます。

あなただったら、どう考えますか?
もし興味があったらこの動画をご覧下さい。

2019.1.14「大きな戦略」大西つねきの週刊動画コラムvol.60



◆所得税と分離課税

まずは、税制です。

「所得税」はざっくり言うと、わたしたちが働いて
価値を生み出し得た収入に対して課される税です。
現在、最高税率45%
です。

「分離課税」
ある所得を他の種類の所得と合算せず、
分離して課税することですが、
「銀行の金利」「株式譲渡の所得」
「不動産売買の譲渡所得」「先物取引の雑所得」
などなど、
お金を動かして儲けたものに課される税と考えると
わかりやすかもしれません。

株式譲渡の所得を例に上げると、その税率は20%

なんと、お金の移動は価値を生み出しませんが
そちらのほうが、課税される比率は低くなってます。


所得別に所得税負担率をグラフ化すると
所得が1億円までは、
高所得者が所得税負担率は高く、多く所得税を負担しています。
ですが、1億円を超えると、所得税負担率はだんだん低くなります。


これは、1億円を超える所得がある人は
セッセと働いてお金を得ているのではなく
株や金融商品でお金を動かして
お金を得ている。そちらの税率が低いので
そのような実態になっています。

ということは、大西さんも言ってますが
日本の税制では、
「額に汗して働くより、株とかFXで
何も作り出さずに、お金だけ動かして
もうけなさい。そのほうが得ですよ」

と言っているようなものです。

まさに、格差の原因の一つですよね。

◆その対策は

働くことで価値を生み出し
そこから得た所得からの「所得税」は下げる


何も生み出さない、お金の移動から
得たものに対しては100%ちかく課税する。


働いで価値を生み出すことが評価される
システムに変更する
ってことですよね。

お金持ちのかたは、それはないだろう
って感じだと思いますが
わたし的には理解できるし
グットアイディアだと思います。

◆その他にも

生きるために必要なもので儲けない。

「民営化を阻止する。」
インフラ、水道、ガス、電気、種子、鉄道
などなど、もうける必要がないものは民営化しない
そして、既に民営化してしまったのもは
公営化に戻す。


格差を是正。

「政府通貨を作って、みんなに配る」
そうすると、お金の価値が下がります。
もともとお金をもっている人の
お金の価値がうすまる。

お金をもっている人は
価値がうすまっては大変。
外貨に替えようとしますが
そこに課税
する。

などなど、だれもが切り込まないところに
メスを入れるべく
アイディアを紹介しています。

今の社会システムがそのままの状態で
わたしたち、そして子供達、そのまた子供・・・
が幸せ暮らせるか?
と考えてみると、
気になる問題が多々あります。

大西さんをはじめ
このような問題に真剣に取り組まれているかたも
最近、目につくようになってきました。

大人の役目として無関心では
さすがにまずいですよね。

まずは、いろんな情報を入手
そして勉強する。
まじで必要だなあ・・・
なんて思った次第です。

今日は大西つねきさんの動画紹介でした。

私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン
クリエーター情報なし
白順社


希望〜日本から世界を変えよう
クリエーター情報なし
フェア党


目からウロコの経済の話 [DVD]
クリエーター情報なし
アースアートファクトリー




「第四回 技術が人を動かす ~産業革命からフォーディズムへ~」

2018-03-08 21:56:24 | 「経済」


お疲れ様です。
今日もがんばって昨日の続きの動画を見ました

技術の進歩が経済活動に与えた影響です

まずは「産業革命」がはじまりました
動画では
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産業革命は資本主義そのものです
それ以前にも資本主義社会は
点在してましたが小規模でした
封建制の社会だったのです

封建制と資本主義には大きな違いがあります
封建制を特徴づけるのは
「集団」のあり方です
頂点には領主がいて
その支配下に多くの農民がいました
彼らは自由に仕事を選ぶことができません

一方、都市にもそれと似た集団がありました
ヨーロッパの手工業者たちです
親方がどの職人にどのくらい製品をつくらせるか
生産の決定権を握り
職人たちが従っていました

しかし産業革命から資本主義が
本格的に始まりました
封建主義の社会を根本から破壊し
新たな社会に変化させたのです

それは機械や技術への投資によって
経済成長を生み出すシステムです
---------------------------

そして革命によって社会へと富が広がります。
進歩です。
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産業革命は労働者を犠牲にしたという人が多いですが
統計に基づいて分析すれば違います

競争によって物の価格は下がり
最終的に利益を得たのは労働者でした
イギリスでは1800年からの100年間
労働者の生活の質は最も上がりました
歴史上で最も大きく向上したのです

社会全体に富が行き渡った要因は
織物産業です
19世紀イギリスでは、2000もの会社が競争し
利益は消費者に還元されたのです

資本家がイノベーションによって
莫大な富を蓄えたなら
今日のイギリスには私営の財団や私立大学が
もっと存在してしかるべきです
だがそうなっていない
資本家や発明家は暴利をむさぼるどころか
利益を社会に還元したのです

イギリスの産業革命は
いわば民主的な革命でした
機械化によって
人々の雇用が奪われると心配されていたわりに
実際はそうしたことは
さほど起きていませんでした
産業革命は従来考えられていたスピードより
緩やかな変化だったのです
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ですが、進歩ばかりではありません
社会的な問題もあります。
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産業革命をきっかけに
世界に大きな格差が生まれたことは確かです
20倍に収入が増えた国もあれば
産業革命以前より貧しくなった国もあります
アフリカの一部の国や、バングラディシュなどです
貧しくなってしまった原因の一つは
近代的な医療です
アフリカでは女性は平均6人の子を産みます
産業革命以前は
成人まで生き残れる者は、そのうち2人ほど
したがって1人当たりに
十分な土地が割り当てられました
しかし医療品が安く手に入るようになり
6人のうち5人が生き残れるようになると
1人あたりの土地が減り
生活水準が下がる一方です
皮肉なことに技術の進歩が
一部の人々の暮らしの質を悪化させたのです
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そして、その波は広がります。
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ベルリンには当時
国王が出資した産業研究所がありました
聞こえはいいですが
実態はイギリスの機械を盗んでいました
イギリスは機械の輸出を禁じていましたから
何らかの手段で密輸していたのです
そして研究所で模倣し
関心を示した企業に分け与えました
ドイツは国をあげてありとあらゆるものを
イギリスから盗んだのです
紡績機械に始まり、鉄道、そのためのコークスの製造
鋼の精錬法など全てです
1870年までにイギリスを模倣し尽くし
ついに同じ水準に達しました
そして独自の開発を始めたのです
例えば科学、光学、自動車、航空機、ラジオなど
ドイツの発明です
日本も模倣、開発という
同じプロセスをたどりました
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その流れのなから
「フォーディズム」が生まれます。

フォーディズムとは
ヘンリー・フォードが自社の自動車工場で
行った生産手法、経営思想のことです。

技術の進歩によってみんなが豊かになる
サイクルですね
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賃金に考えてみよう
低賃金の労働者とは、購買力の低い顧客のことだ
失業者とは購買力のない顧客のことだ
購買力の減少は不況をもたらす

賃金の引き上げは、すなわち購買力の増大
居客の増大を意味する
事業の目的は消費者への供給だけではなく
消費者を創造することにある
人々が求めているものを理解し
適切な価格で生産、その過程で充分な賃金を支払う
労働者が車を買えるようになってはじめて
顧客は創造される
従業員はその企業を支える大衆の一部なのだ
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そして労働者から消費者へ
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資本主義社会の核となる原理は
大量の消費財によって、けん引されるということです
例えば億万長者が特注の高級ヨットを購入し
黄金の給水栓を職人に作らせたとします
これは非常に効率の悪い方法です
かつて君主が
職人に馬車を手作りで作らせていたのと同じです
これでは大量生産、大量消費を促す
資本主義のメカニズムが機能停止に陥ります
たった一隻のヨットを権力者に作るために
技術を開発する必要はありません
つまり資本主義における技術革新は
共通のニーズを持つ顧客の巨大マーケットがあって
初めて実現されるのです
労働者に賃金が支払われず、購買力がなければ
この技術革新自体が機能しないのです
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そして話は現代へと続きます。
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予測では今ある職業の5割近くが
機械に雇用を奪われるでしょう
長期的に失業をもたらし、短期的には
より安い労働市場へシフトしていくでしょう
まさに今、イギリスで起きています
製造業の雇用がなくなり、人々は労働集約型の
所得の低いサービス業へと移りました
長期的には人々の労働時間は減るでしょう
週40時間の労働が半分にまで減るかもしれません
あのケインズが1930年代に予想したことです

AIによる自動化が進んでいますが
市場の競争に任せて進んでゆく必要はありません
労働者の代わりにAIを導入する企業には
政府が課税してコストを上げ
変化へのペースを遅くすることもできます
今後50年間こうした技術による自動化が
大きな社会問題となることは間違いないでしょう
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そして締めくくりです。
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ロボットのように
同じことを繰り返す労働者は
人間性を奪われた状態にあります

1968年の五月革命で
資本主義社会が最も批判されたのはその点でした
労働者に反復作業をさせ
人間をロボット化しているのです
今では皮肉なことに
その声が聞き届けられたのか
新たな技術のおかげで
人間の反復作業は消えつつあります
代わりに想像力を追い求めることが
人間の新たな義務になったのです
マルクスの言葉にならえば
人間の想像力が搾取されているのです
かつての搾取が
また別の搾取へと移行したに過ぎません
そこには相変わらずストレスがあります
剰余労働つまり搾取はまたも
最大限まで押し上げられています
かつて労働者から搾取されていたのは体力でした
今、人々から搾取されているのは想像力です
ある意味では進歩したといえますが
矛盾を抱え極端な状況を生んでいることに
変わりはありません
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そして、これが動画の最初の部分の言葉
ここに繋がってきます。
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タクシー会社で雇用されなくなった人が
どうなるか考えてみよう
仕事を失った人は他の仕事へ流れます
例えば鉄道の仕事
それがなければ高速道路の仕事
それもなければ高速鉄道という具合
私たちが常に追い求めているのは
「効率化」なのです
経済学でいうところの生産性です
労働力はそのままで成果物だけが増える
そうして利潤と成長をもたらす
追求しているのは創造的破壊です
効率的ではない古い産業を
いかに駆逐するか
市場は需要と供給で動きます
成長するビジネスは規模の効果に後押しされ
新旧の交代が起こるのです
まさにイノベーションです
それが消費者をハッピーにします
私の動機は勝ちたいという気持ちです
革新的なビジネスを起こし社会を変えたい
単に経済に衝撃を与えるだけにとどまりません
大げさだと思うかもしれませんが
僕らは確信しています
今起きている変化は、人類という種の進化だと
---------------------------


「効率化」「大量生産」「大量消費」
私たちが当たり前に信じている
幸せへ向かう方程式
ほんとうにあっているのでしょうか?

人間が生きていくために
ちょうど良いころあい
なんて、ないんですかね
あったとしても、そこで我慢できるのでしょうか?

急速に変化していく世の中で
インディアンの言葉では
「7世代あとの人たちの事を考えろ」
ってのがあったような気がします。

当たり前の世の中について
考えさせられました。

今日も抜粋ばっかりで、申し訳ないです。

※リンクの動画は先日と同じです。
欲望の経済史2018 ルールが変わる時 全話


そして、今日も最後に一曲ご紹介です。
While My Guitar Gently Weeps(cover) - (KANAZAWA Rock Bar Sturgis)

「第三回 勤勉という美徳 ~宗教改革の行方~」

2018-03-07 20:05:21 | 「経済」


お疲れ様です。
今日は先日の動画続きです。
動画の真ん中くらいです。
「欲望の経済史、ルールが変わる時」の
「第三回 勤勉という美徳 ~宗教改革の行方~」

今回もなかなか難しい~

「ルール」を検索すると

ルールとはラテン語の「rēgula」が語源で、
「木の棒」を意味するそうです。
そしてのその「木の棒」が「物差し」、
そして「基準となる物」最終的には「規則」
って意味になっていくようです。

では「ルール」はどのようにして作られていか
って考えてみると
わたし的には、
その時の状況に人間の感情が作用して
作られていくような気がします。
その人間の感情には大きく関わるもの
その一つとして「宗教」があげられると思います。
なんか経済って「宗教かも」って思ってしまったくらいです。

動画のなかでは
「プロテスタント」と「カトリック」の話が出てきます。
---------------------------------------
「カトリック」では秩序が重んじられ
社会が動かないことを良しとします

「プロテスタント」は社会の発展を望みます
”働くことに誠実であれ
ちゃんと出勤して勤勉に働かねばならない”
”他社の利益にも献身的であれ”
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そして「プロテスタント」の考え方によって
「勤勉」の価値が信じられるようになりました。
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「天国に行くか、地獄に行くかは
生まれる前に神が決めてしまっている
努力してもそれを変えられない
また、それを知る手段もない」

だったら、何に救いをもとめるか

自らの仕事を神から与えたれた使命とし
天職で成功するとが、神様から選ばれた可能性を示す
唯一の道と考えた

休みなく働くこと
働かずに食べてはならない
有り余った富は教会へ寄付することが良しとされた
そして、プロテスタントは富を蓄えて良しとされた
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そして、蓄えた「富」の使われ方が変化してきます
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富を蓄えたら己に使うのではなく投資せよ
自分の為だけにお金を使うのではなく
投資によって雇用を生んだり
公共の利益のために
富を還元する必要がありました

富裕層が「投資する」という役割において
社会に貢献するのです
それは当時、とても新しい考え方でした

富を持つことは恥ではなく
むしろ誇りにして良いのだと
社会の意識が変わり始めたのです
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ここで大切な役割をはたしてくれたのが
アメリカの独立に関わった
「ベンジャミン・フランクリン」です。
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全ての人間は生まれながらにして
平等につくられている
生命、自由、幸福追求の権利がる

フランクリンが体現してみせた勤勉さは
欲望を満たすための手段ではなかった
むしろ、倫理的な生活のルールと蓄財そのものが
自己目的化した生き方
それこそが時代を画する資本主義の精神だったのだ
---------------------

そして聞いたことある格言
ルールが上手く動くための重滑剤でしょうか
「倫理観」大切だと思います。
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飽くほど食うなかれ
酔うまで飲むなかれ
物は全て所を定めて置くべし
仕事は全て時を定めてなすべし
時間を空費するな何か益あることに
従い無用の行いは断つべし
時は金なり
天は自らを助けるものを助ける
チリも積もれば山となる
・・・
---------------------

そして、もう一つ
押さえておくべきこととして
アダムスミスの考えです。
-----------------------
スミスは安全保証を懸念する重商主義者が
絶えず戦争を起こす状況に気付いていました
更にナショナリズムに囚われてはいけないことも
行き着く先は帝国同士の対立です
植民地を増やそうと競争し収益を増やし
黒字を目指す過程で
戦争が避けられなくなるのです

スミスは帝国間の争いだけでなく
植民地が起こす反乱もあると主張しました
重商主義という名の帝国主義を推し進めた末に
支払うことになるコストを
見抜いていたのです


富の収奪とそれが引き起こす戦争のサイクル
スミスが説いたのは

グローバルな競争によって富を獲得する
欲望のありかたからの脱却だった

すなわち、労働によって価値を生み
工場やマーケットの人々の活動の場で富を増大させるべきだと
説いたのだ
それは、これまで疎かにしていた国内での足場をかためる
大胆な政策の転換だった

土地を改良し分業をすすめ、生産性をあげる
その上で価値ある商品を自由に売買し富を得ること
-----------------------

続いて、今後についても語られます。
この言葉には、少し不安が残ります。
ですが、変化の過渡期なので
心構えはしておきたいと思います。
-----------------------
これから我々が向かう世界は
とても興味深い世界です
あなたの働きぶりがコンピュータにも
ロボットにも代替えできないことを
証明する必要がある

人間には二つの長所があるとする
興味深い研究があります

一つは数学的思考を
コンピュータを駆使できる能力

もう一つは社交性
共感を持って働けること

社交性とは
まさに今の私たちにあてはまります
アイコンタクトで
理解しようとほほ笑みあう

研究でわかったことは
将来成長する職業とは数学的思考に強く
かつ社会的共感力を必要とするもの

いちばん見込みがないのは
そのどちらの能力も使わない職業です

つまりデジタル化の社会では
ただルーティンだけを繰り返す勤勉さや
言われたことだけをすることが
いちばん存在を脅かされるのです
-----------------------

それと、この発言は
日本人として気になります。
今後の課題として認識しておきたいと思います。
-----------------------
「過労死」という言葉があるよね
これは大変なことだ
家族が飢え死にしそうなら
大黒柱として家族を食べさせるため
がむしゃらに働くのは理解できる
しかし正解で最も裕福な国の一つ日本で
これが起きているとは、ななぜだろう
おそらく”人は成長しなければならない”
”経済は成長しなければならない”という
奇妙な考えに起因している
その考えは間違っている
もっと別の成長をすればいい
芸術、友情、精神面などでね
人類が成長すべき分野は他にたくさんある
数字では表せないものもある
たとえば友情の成長率は計算できない
そうした豊かさよりも
働くことが優先されるとすれば
とても残念なことだ
-----------------------

なんか、動画の抜粋
ばかりで申し訳ないです。

変化していく資本主義
今回は「倫理観」と「欲望」のバランス
これが崩れた時
進歩は私達から幸せを奪うもの
になる可能性があるなあ・・・
なんて考えさせられました。

本日も長文失礼しました。

※リンクの動画は先日と同じです。
欲望の経済史2018 ルールが変わる時 全話


一休みに今日の一曲もリンクします。
Oasis - Stand By Me (cover) - (KANAZAWA Rock Bar Sturgis)

「第二回空間をめぐる攻防 ~グローバリズムと国家」

2018-03-02 18:41:35 | 「経済」


お疲れ様です。
今日は昨日の続きで同じ動画を見てます。
「第二回空間をめぐる攻防 ~グローバリズムと国家」です。

まずはキーワード「グローバリズム」
検索すると
「国を超えて地球全体を一共同体としてとらえる考え方。地球主義。」
と出てきました。

了解です。
ですが、私は日本という国で生活しています。
様々なルールはこの国という単位で決められいて
問題もありますが、日々過ごすことができます。

それを超えて、「グローバリズム」といいますが
その枠組みのルール、誰れが作るのでしょうか?

この動画でも話は経済
地球全体の経済的な共同体となると
今は、地球規模で経済活動を行っている人達が
考えているのでしょうか?
そうなると、経済活動を行っている人が
有利になるようなルールになってしまいそうですね
地球全体のことを考えたルール
これだったら、理想的ですよね

動画からまずは
---------------------
貿易の今
自由貿易は正しいという主張が経済学では有力です
しかしアメリカのトランプ大統領やイギリスのEU離脱
ヨーロッパで台頭する保守勢力など
自由貿易に対する抵抗も始まっています
いま先進国の一部の人々は
強い喪失感を抱いているのです
外国の安価な労働力との競争で雇用が損なわれ
資本は外国へと流出し
現地の産業は空洞化していきます

一方例えば中国は輸出市場を獲得し
自由貿易によってかなり得をしています

私が思うに
悪いのは自由貿易そのものではなく
グローバル市場を誰にもコントロールできないことが
問題なのです

国内市場なら介入する政府がありますが
国際政府というものはありませんからね
---------------------
やっぱりコントロール厳しそうです。

そして、「グローバリズム」といっても
みんなが豊かになっるって考えなんでしょうか?
豊かになるための手段として動画では
---------------------
貿易差額こそ
イギリスの富を増大させるものだ
そのためには輸入額よりも
輸出額を多くしなければならない
輸入品には多くの付加価値をつけて
再輸出するのだ
---------------------
って言ってます。
付加価値をつけた人は豊かになりそうです。
付けることが出来なかった人は
もしかして、負け組みとなるのでしょうか?
そうだとしたら、怖いです。

そして、学校で習ったのですが
忘れていた言葉「★重商主義」

検索すると
「貿易などを通じて貴金属や貨幣を蓄積することにより、
国富を増すことを目指す経済思想や経済政策の総称」
って出てきました。

動画では
---------------------
★重商主義
重商主義の重要なポイントは富を増やすこと
そしてもうひとつ軍事略です

国家は力をもち、裕福であるべきだと
信じられています
仮に中国が裕福になるということは
いやおうなく国際的パワーバランスをも
変えてしまうものです

当時のインドネシアで
スパイスアイランドと呼ばれた島々を統治し
香辛料を独占すれば
価格をつり上げて大もうけできました
そのためには軍事力を使って
貿易を統制しなければなりません

植民地や貿易のルートを
意のままに独占するため
ヨーロッパの国々は
軍事的な競争を繰り広げました

富を得るためには軍事力が必要で
軍事力を得るためには富が必要だったのです
---------------------

そして
---------------------
重商主義は
完全になくなったわけではなく
消えたと思ったら
別の形で戻ってきたりします

現代にも生きています
例えばイギリスのEU離脱や
トランプ大統領のアメリカにも
見て取ることができます

重商主義者にとって
安全保証は大きな関心事です
私達が2国で
貿易をしているとしましょう
数千億単位で富が増え共有できます
相手が同盟国であれば
手にする額が600億と400億と
差があっても心配ありませが
安全保証でライバル関係だと
その600億を元に航空母艦などに投資し
自国の脅威とならないか
気が気ではありません

重商主義が今も生きている例として
もう一つ経済的ナショナリズム
重商主義の考えをもつ国家は
企業と似ています
さまざまな冷酷な戦略を使って
相手国を出し抜こうとします

貿易に関する機密事項を盗んだり
他国から技術者を引き入れたり
スティーブジョブズや
ウーバーのトラヴィスなどが
競合他社に対して考える方法と
さほど変わらないのです
---------------------

今日までのところでは
「グローバリズム」は不完全で怖いなあ
って印象です。
ですが、確実にこの流れが進行してます。
だったら、私達はどう向き合えば良いでしょうか?

今日は書きすぎで
頭が混乱状態です。
見た人がいらっしゃいましたら
大変お疲れのことだと思います。
ありがとうございました。

※リンクの動画は昨日と同じです。

欲望の経済史2018 ルールが変わる時 全話

「第一回 時が富を生む魔術 ~利子の誕生~」

2018-03-01 20:06:23 | 「経済」


お疲れ様です。
今日はこの動画を見てます。
まずは、「第一回 時が富を生む魔術 ~利子の誕生~」

日本の経済、なかなかグットなニュースが飛び込んできません。
沢山の問題が山積みの現代、この先、少し不安があるので
すこしでも、お勉強をということで
今回は第一回で気になったことを記録しておこうと思います。

キリスト教の神の教えでは
「高い利子をとるものは地獄へ」ということらしいです。
なんとなく想像できます。
お金と利子に関するトラブルのニュースなんて
日常茶飯事ですよね

ですが、資本主義の社会システムでは
これが無いとなりたちません。

動画の中のコメントでは
--------------------------------------------
借入金は何もないところから生まれたお金です。
それなしに経済成長はありえません。
より多くの従業員の雇用と
商品お生産で達成されるのが経済成長で
その資金源は借入金以外にはありません
経済成長は貨幣の貸し借り
つまり利子によって実現されます
利子は資本主義システムを促進させる上で不可欠です。
--------------------------------------------
これもまた納得できる現実です。

そして、問題なのは以下の言葉です。
--------------------------------------------
私たちは借金に依存しすぎている
借金が大きすぎると問題なのは
もっと借金をして解決しようとすることだ
あるいは消費によってお金をまわそうと
多くの経済学者が2008年のリーマンショックは
過剰な投資、過剰な消費だと言っている
にもかかわらず危機を解決するには
もっと投資、もっと消費をすることだと考えている
政府は当時よりももっと借金を抱え
まるで火でもって火を消そうとしているみたいだね

欲望は満たされることを望まない
欲望は増殖することを望む
人の欲望とは
欲望の対象を手に入れたとしても
新たにもっと良いものを欲することにある
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これも現実ですよね
納得したくないですが
問題解決には無視出来ないテーマです。

例え話では
「お酒」と「利子」はにている
金曜日の夜にお酒を飲みます。
メッチャ楽しい時間が過ぎますが
土曜日は二日酔いでぐったり
じつは、お酒を飲むことで
「土曜日の朝のエネルギーが
 金曜日の夜に移動してただけだとか」

「利子」もそうですよね
借りた時は良いのですが
あとで大きな借金となり
それが引き金となり危機に繋がるってこと
ありますよね

お金、利子について現実が少し理解できたような
気がしました。
人間の感情「欲望」がテーマですよね!

写真は関係ないですが
愛用のお財布でした。

欲望の経済史2018 ルールが変わる時 全話

「ニトリ」

2018-01-25 19:31:46 | 「経済」


お疲れ様です。
新聞なんかでは株高で
日本は好景気なんて記事も出てますが
この記事のデータなんかを見ると
まさに楽観できない時代との予想です。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54073

記事はわたしの近所にもある「ニトリ」の会長
の日本経済の予測です。

評判では会長、似鳥昭雄氏は経済予測を的中させる男
と呼ばれているようです。

注目のデータは
業界大手各社の月別の既存店売上高が前年同月比の増減資料
それによると、いろんな業界で「真っ赤っ赤状態」
洒落になりませんね

原因としては
いろいろ便利になったことが影響しているようですね
わたしもネットでアマゾンで良く買い物します。
普通の店舗よりも安く購入できて自宅に届けてくれるので
便利です。
品物を探す手間も検索で一発ですね

今でもスーパーや百貨店によって
いろいろと見て回る。そんな楽しみもありますが
時代の流れでお客さんも減っているようです。

時代の流れからはずれると
大手といえども淘汰は有り得る時代なんですね

まさに、ビジネスの戦国時代にもうすでに
突入しているようです。

大切なキーワードとして
「変化しない者は生き残れない」
と書かれてましたが

メチャメチャ甘えてますが
年齢を重ねるごとに
変化が厳しくなってます。
そんな人にも優しく生活できる
グットアイディア
なんかありませんかねえ?