お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
いろいろと心配事が多い今日この頃です。
知らず知らずにストレスも溜まってしまいます。
先日も少し書いたのですが、
ガンの原因として「ストレス」
という見解もあるようです。
日頃の生活、なんとかしていきたいものです。
ということですが、
今日は本をご紹介します。
「桜井章一」さんの
「自然体がいちばん強い」です。
タイトルを見ても、みなさまお分かりの通り
「自然な姿」は、本人にとって
最善のパフォーマンスを発揮できる状態では
ないでしょうか?
まずは、「桜井章一」さんについて少しだけ
もう既にご存知の方も多いと思いますが
麻雀の代打ちとして、
20年間、真剣勝負の世界で無敗という
伝説を残した人です。
この代打ち、政治家や財界人といった人たちに
変わって麻雀を打つ人を指すことなのですが
想像するに賭けられた金額は
私たちの想像を超えた桁数なのでは
ないかと思います。
そんな、信じられないプレッシャーの中で
こんな伝説を残こした桜井さんの本
たくさん出ているのですが
そのメッセージはシンプルなものが多く
もしかすると、私たちが既に知っていること
なのですが、知らず知らずに忘れてしまっている
そんな言葉が多い気がします。
なので、今回も初心に戻るべく
図書館から借りてきました。
図書館から借りてきました。
前置きが長くなってすいません。
早速、「桜井」さんの「自然体」についての
言葉を紹介します。
早速、「桜井」さんの「自然体」についての
言葉を紹介します。
まずは、「はじめに」からです。
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ストレスの多い社会のせいか、
力を抜いてもっと気楽にいきたいと感じている人が
最近は増えていると聞く。
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ストレスの多い社会のせいか、
力を抜いてもっと気楽にいきたいと感じている人が
最近は増えていると聞く。
そんな人たちがよく口にするのは、
「自然体で生きる」という言葉だ。
だが、「自然体」とな何なのか?
その気になれば、
それは今からでもできそうなことのように思えるが
実際はけっこう難しい。
理由は簡単だ。われわれ現代人は
あまりにも人工的な環境に囲まれすぎて、
「自然の体」がどういうものなのか
がよくわからなくなっているからだ。
だからもし、あなたが手っ取り早く
「自然体」を実感したければ、
山や海に出かければいい。
深い森のなか、木々の緑が発する香りに包まれ
深い呼吸をするとき、
穏やかな海面に何も考えず体をゆらゆら
浮かべているとき
あなたの体と意識は「自然体」に限りなく
近づいている
しかし、そのとき心身で経験し自然たな感覚は
ふだんの生活には
なかなか持ちかえることができない
「自然体」ということ、
「肩の力を抜いて生きればいいんでしょ」とか
「がむしゃらにがんばるクセをなくせば
いいんじゃないですか?」
といったことをイメージする人も多い。
そうは言っても、これまで長い習慣のなかで
肩に力を入れて
「がんばることはいいことだ」
「自分を磨いて上へ行こうと努力するこはいいことだ」
とやってきた人が、急にそんな姿勢を捨てるのは
そう簡単なことではない。
一瞬なら「自然体」になれるかもしれない
でも、それを本当に身につけて継続するには
その前に「自然体」というものへの
深い洞察と理解が必要であり、
体の面からも、自然な状態がどのようなものなのか
感覚的につかまなくてはならない
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みなさま、この言葉どうのように感じますか?
私的には、まったくその通りだと感じます。
「自然体」と聞くと
自然な状態、ありのままの状態でいること
なんて思いますが、
私たちの周りは、人間が作り上げた
不自然なものであふれています。
なかなか、「自然」な状態でいることは
難しいです。
※これは「しらやまさん」の表参道にあった滝です。
いつも、通勤で金沢の「浅野川」沿いを歩くのですが、
普段と違ったちょっとした静けさ、
すると、水の流れる音が耳に入ってきます。
さらに耳を澄ますと、足音
そして、朝の空気は引き締まった感じ
冷たく、そして寒いのですが
いつもと違った心地よさもあり、
ちょっとした自然を感じ
リフレッシュしたような気持ちになります。
リフレッシュしたような気持ちになります。
ですが、川沿いの道から、車が走る道路に戻ると
いきなり、透き通る音は消え
あたりの空気も慌ただしく動き始めます。
もうすでに、あの心地よさは無く
不自然な世界へ持ってしまいました。
実際には、こんな感じでです。
では、どうやったら「自然体」で生きることが
できるのか?
そのヒント、桜井さんの本からみてみましょう。
たくさんあるのですが
そこからこれを、ご紹介です。
■究極に自然になれる場所
桜井さんは究極に自然になれる場所を
アスリートの世界で言われる「ゾーンに入る」
を挙げて語ります。
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この「ゾーン」のことを私は「ニュートラルな場所」
と呼んでいる。
ニュートラルな場所に行くには、
行こうと努力して行けるものではない。
ただ、いったんそこに入ると
自分でも信じられないような常識外れの動きができる
「ニュートラルな場所」を言葉で表現するのは難しいが
感情らしき感情が湧いてこないゼロの地点といえる。
私は、「喜びと悲しみ」「希望と絶望」「自信と不安」
「否定と肯定」といった相反する感情の間に
自分を常に置くように生きてきた
そのことが、感情も何も怒らない
ゼロの地点へ入りやすくしているのかもしれない。
感情というものは基本、
どこかに力みが入っているものだ。
怒りにしろ、悲しみにしろ、希望にしろ、絶望にしろ
どこかに力が入っている。
こうした、感情から力みを取ると
希望でも絶望でもなく、悲しみでも喜びでもなく
否定でも肯定でもない
相反する感情の間に立つことができる
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ちょっと難しいテーマですが
究極の自然体の世界は
こんなところにも繋がるということです。
もっと分かりやすい話も
たくさんあったのですが
今日は、究極を紹介させて頂きました。
ということで
今日は、
知らず知らずのうちに忘れてしまった
「自然体」の生き方。
「桜井」さんの本で思い出してみましょう
でした。