お疲れ様です。
みなさまお元気ですか?
今日は金沢の冬の風物詩「雪吊り」です。
みなさまご存知でしょうか?
写真なんかで、一度は見たことがあると思います。
雪から、樹木を守るために縄で補強した
その風景です。
立派な木々がたくさんある
「兼六園」の雪吊りは有名です。
昨年の写真で申し訳ないです
こんな感じです。
そんな雪吊りが
金沢の繁華街、片町の
「片町きらら」前に突然登場しました。
トップの写真がそれです。
たしか先日までは
クリスマスツリーだったはず
一気に雰囲気が代わり、和のイメージへ
もうすぐお正月近し
って感じになってきました。
ここは、屋根があるので
本来の雪吊りの姿ではありませんが
金沢の文化を表現している
ひとつのオブジェとしては
素晴らしいの一言です。
特に普段目にする雪吊りとも
一線を画すような
こだわった縄の張り方
この辺りも見所かもしれませんね。
ということころで、
この雪吊りの下に書いてあった
説明文をご紹介します。
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「雪吊りとは、
北陸特有の湿気を含んだ雪の重みで
木が倒れたり、枝が折れたりしないように
支柱を立て、枝に縄を吊るし、
樹木を守る手法です。
木を守るための作業ではありますが、
その見た目の美しさから
金沢の冬の風物詩となっています。
冬の季節になると、
特別名称「兼六園」をはじめ、
市内各所の庭園で目にすることができます。
金沢らしい片町で楽しんで頂くために
金沢の庭師により、
湾曲した大きな竹の輪に伝統的な
雪吊りの手法で100本以上の縄を吊り、
雪を模した白書のLED球を
樹木に散りばめました。
The art of "snow suspenders",
also known as Yukisuri is a technique
to protect trees and shrubs from falling
over or breaking due to the
weight of the snow that characterizes
the damp Hokuriku area.
This method uses a combination of bamboo
poles and hanging ropes
around the branches to provide support.」
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こちら金沢は藩政時代から
造園にたいする関心が高かったこともあり
素晴らしい技術が生まれています。
その中で兼六園の雪吊りは特に
庭師の方たちの間では「兼六園方式」
と呼ばれ、全国へと
広がったようです。
古き良き時代の文化が、今なお、継承され
苦しい雪から樹木を守り、かつ
私達の目を楽しませれくれる。
もしかすると、このような
実用的、機能的であり、かつ
心を楽しませてくれる日本文化。
大切に継承すべきこと
なのではないかと感じました。
なのではないかと感じました。
みなさまは、日本の和の文化について、
どのように感じてますでしょうか?
ということで
今日は金沢の片町に突然登場した
ビックな雪吊りをご紹介しました。