雌阿寒岳・阿寒富士 登山
北海道ツーリング も 10日目となりました。
今日は 日本百名山の 一つ 雌阿寒岳に挑戦です。
4.5日前より 入山規制(レベル2)がかかり 地元(民宿)の情報をもらうため 連絡を入れた
ところ 地元では 通常とほとんど変わりなく 問題ないですヨ!と返事。
4時起き で 民宿を こっそり 出発です。 オートバイは 荷物の積み込み(ロープや網)に
意外と 時間がかかります。 出発より 雌阿寒温泉、オンネトーを過ぎ 約20分かかり
ました。 TMAXは オンネトー国設野営場 に停め 入山報告を記録して 登山開始です。
6時 オンネトー
左の噴煙を上げているのが 阿寒岳
右の 姿の良い山が 阿寒富士
オンネトーの位置関係
オンネトー国設野営場 登山案内
登山口 右の入山報告記入箱 が見える
登りはじめ 木製登り階段
1合目から 木の根が張り 登りずらい
2合目
登り始めて 凡そ 1時間 4合目到着
6合目
7合目には ほぼ 2時間 です。 利尻富士(上級者向き)の時とは 比較にならない位
負担なく 登って来れました。
見渡すと 周りは 高木はなく 高山植物で チラホラと 小さな花が咲いてます。
白花 メアカンフスマ
バラ科 メアカンキンバイ
少し登ると 今度は
入山規制の 案内標識 が出てきました。
霧がかかり 雌阿寒山頂は見えません。
8合目の分岐点
右に針路を 阿寒富士を目指す。
阿寒富士より 下山してくる パーティーとすれ違う
メンバーの中に私の所属する 山歩きサークルの 顧問が含まれていました。
奇遇ですね! 遠く北海道の 山で 各務原の顔見知りと出会うなんて。
この山から下りてきたんですね!
写真 左の山裾から 山頂へ登ることになります。
阿寒富士 山頂
吹き上げる風に 硫黄の匂いが します。
三角点 1476m
カラフルな 色とりどり な 花が咲いています。
リンドウ のような 紫の花
噴火を続ける 雌阿寒の火口が 現れました。
阿寒富士を後に 8合目付近へ戻り 振り返ると
わずかな時間 晴れて 雌阿寒 と阿寒富士が 顔を出しました。
下山中 前方に うっすらと オンネトーです。
汗を流し 疲れをいやす。
雌阿寒温泉にて 一風呂浴びる。 かけ流し、露天風呂を 独り占め。
13時 風呂上り 遅い昼ご飯を(おにぎり)を食べる。
これより サロマ湖半 手前 待望の 民宿 船長の家 へ向かう。
釧路湿原より釧路港に立ち寄り
宿泊予定地 阿寒湖畔まで 走りました。 民宿 桐は 温泉街の土産店の2階でした。
結構にぎやかな 民芸店 が続く 観光客は 7割が 外国から(韓国、中国が多い)
2階が 民宿です。
素泊まり専用で コンビニにて 夕飯と飲み物 翌日の朝食を 調達。
アイヌコタンのアイヌ古式舞踏を見学することにしました。
剣の舞
炎の祭典
観客と一緒に 輪になり フィナーレを 踊る・
明日は 雌阿寒岳に登る為 早々に 休みことにします。
日本百名山の 雌阿寒岳は 3日前より 8合目から河口まで 入山規制がかかった。
民宿のご主人 曰く 通常の噴火とあまり違わないらしい。御嶽や箱根山で気象庁が
早めに規制を 掛けた様だ!
明朝は 5時起きで オンネトーキャンプ場へ 向かう予定。
北海道ツーリング も 7日を過ぎ 8日目に 突入
苫小牧を出発し 太平洋沿岸を東 長万部へ
長万部より 北へ針路を変え日本海沿岸 岩内に宿泊
岩内よりシャコタ半島を巡り 石狩湾岸 余市 小樽を抜け 留萌まで
留萌より 日本海沿岸を 北へ 稚内 フェリーにて 礼文・利尻にわたり
観光と 山登りに挑戦 北端の宗谷岬~オホーツク海沿岸238号線にて
サロマ 網走 斜里より久々の 峠越えで 根室海峡(国後島)近くの 野付を
走り 昨日 地平線の綺麗な 中標津に泊まった。
中標津の 民宿 『 地平線 』 のご主人には 大変お世話になりました。
腰痛の加減が回復できない場合は 最悪 もう1泊する 予定も考えました。
民宿 『 地平線 』 は 8月23日 石狩市の コンビニにて なには ナンバーの
若者ライダーの 紹介でした。 民宿 『 地平線 』 のご夫婦は 私と同世代
主人は は同い年でした。 北海道の 我が家 と思わせる 素朴で 家庭的
食事は 居間にて 世間話を 語りながらでした。 あの若者は 自分の 両親と
過ごしているような 雰囲気を 感じたのかもしれません。
朝起きると 腰痛も 大分回復したように 感じましたが、今一度 昨日の接骨院にて
施療していただき ツーリングを続けることにしました。 腰痛ベルトを 買い求め
余り腰に負担を掛けぬよう 気を配っての ドライブです。 昨日の開陽台は靄で
全く 地平線が見えなかったので 再度 出かけました。
開陽台 は 曇りですが 遠くまで 望めそうです。
展望台
遠くまで 綺麗です。
開陽台を見て 釧路湿原へ
緑豊かな湿原
遊歩道を進むと 花が現れました。
30分以上歩き続ける。
阿寒湖温泉へ 本日は 民宿 桐に 止まります。
温泉街の 中心 お土産店の 2F です。
2015.7.28
湧別の旅館を出発 網走へ向かう。
今日の予定は 野付半島を走り 根室半島まで行く予定である。
サロマ湖 湖岸を 国道238号を 快適に進む。20Km走ったとき 左手に
ホテルを発見 レンガ作り風で サロマ湖に面していて リゾートホテル?
ホテルルートイン サロマ湖でした。
サロマ湖展望台の標識を発見 右手 5km と
立ち寄ってみるか? と 思ったのが これから始まる 災難の入口だった。
舗装道路は 入り口から 500m 残り 4.5kmは オフロードでした。
慎重に 速度を落とし 駐車場へ。 15分以上要した。
TMAXを停め ヘルメットはずして 収納しようと 腰をかがめた途端に
違和感を感じる。 軽いぎっくり腰に!!オフロードの ガタガタ道で 腰に 疲労が溜まっ
たようだ。 屈伸運動を少し行い 展望台の坂道を歩く。
曇りがちであったが 時折 陽が射し 蒸し暑い。
展望台からは サロマ湖が 綺麗に望むことができた。 この景色も 腰痛との引き換え
にはならない。
晴れた日は 下の写真の様に 見えるらしい。
夕焼け
本日の模様
網走湖畔の 公園へ
整備工事中 湖畔からの 網走湖は 水面が望めるのみで 好い 景観がない
お花畑を パチリ
網走駅 にて 記録写真 以前来た時と違った感じを受ける。
5分停車 斜里方面へ 出発
博物館 網走刑務所 はサロマの船長の家 へ戻ってくる為 通過します。
斜里町を 右折し 斜里国道 244号を南下 百名山 斜里岳を 右手に望み
根北峠を 走る。 蒸し暑かった気温が 徐々に 下がってくる。
湖北峠 は標高490m 道路も開け 山並み直線 道路。
路側帯に停車 継続車も 対向車も 暫らく合わない。
30km ほぼ直線道路 標津町に入り 右手20kmが今日の宿泊地 開陽台である。
根室海峡が見え始め 国道 335号にぶつかる。
目的地は 野付半島 休憩も加ね しべつ『海の公園』 と標津港へ 立ち寄る。
標津港
夏場は 漁が解禁されていないのか? 漁船が 陸に上がり 船底を干しているようです。
しべつ『海の公園』には 本土からの旅行者(キャンピングカー)が 何台も駐車
昼食の 片づけをしているよう。
位置を確認
国道244号~道道 950号へ左へそれ
野付半島へ 晴れた日は知床連山や国後島が見えるらしい。
雲と霧で根室海峡も ナラワラ沼も 見えず。
片道15km進み先端まで これ以上乗り入れ規制
戻り道 お土産販売所へ
野付半島を引き換えし コンビニにて遅い昼食をとる。(14時を過ぎていたため 蕎麦屋や
食堂が閉まっていた)
腰痛が 悪化してくる。 利尻登山の 疲れも出てきたのか?
取り合えず 今日泊まる 民宿 地平線へ向かう。
民宿に到着した時は 体調が最悪で 民宿のご主人に紹介していただいた
接骨院へ送っていただくことになる。
治療を受け 中標津日帰り温泉へ。風呂上りに 生ビールを 1杯
治療院の先生は 安静にすること と 明日また 通院するよう 告げられる。
民宿へ帰り 明日からの 予定を 考えることとする。
利尻 鴛泊よりフェリーに 乗船 稚内へ渡る。 本日は湧別町(サロマ湖)が終点
国道238号を 宗谷岬 へ向かう。
鴛泊港 又今朝 ここで テレビ撮影スタッフ(安藤美姫)と会う。
港より 利尻岳は今日も雲に覆われて 山頂は見えない。
フェリー乗船 固定された TMAX
宗谷湾を左手に見ながら 238号線を 走る。
最北端 宗谷岬
間宮 林蔵 銅像
記念写真を撮る 外国観光客 皆が撮り終えるのを待ち。
1枚 ゲット
僅かな シャッターチャンス でした。
曇りで 22.2度 涼しいです。 でも湿気が高く 梅雨のない北海道ではないようですね!
南側の宗谷岬公園へ登り オホーツク海岸へ出ることにします。
公園の駐車場に TMAX を止める。
各務原を出て 1124km 走破です。
駐車場 現在地(ナビ)
旧海軍望楼と あけぼの像
宗谷岬牧場
オホーツク海 沿岸 238号線を南下 120km 約2時間 走り続ける。 海風が強く
つくづく 北海道の広さを 体で感じる。 ガソリンスタンドやコンビニ 道の駅を
検索するが 14.5km 先にしかない。アクセルを回す右手が腱鞘炎なりそうだ。
クツチャロ湖を見学
途中 千畳岩
お腹もすき 鈴木食堂の看板を見つける。 ライダーハウス併設
ホタテフライ定食にしようか? 鈴木定食にしようか?迷ったが
鈴木定食を注文する。 ホタテの刺身も付き 1400円 ホタテの刺身は新鮮で 凄く美味しく頂きました醤油焼もついてて お値打ちでした。
紋別海洋公園
本日は 湧別町 ふじ乃旅館に宿泊します。
この宿は 富山の 薬売り の方たちの 定宿らしく 満室でした。
飲み物は 近くの酒屋を紹介され 持ち込み可能。 80才近いご夫婦の経営で
引退したいので どなたか引き継いでくれないか? 募集中らしいです。
常連が多いので 儲かりますよ!と勧めてくれました。
宿泊費は3000円 夕食1000円 朝は500円で泊ました。
利尻岳 (山歩き) 続き です。
標高940mの標識まで 報告させていただきました。
山頂までは 2590m まだ 道半ばです。 しかし体力は限界近くに達しています。
7合目からは やはり胸突き8丁の急な登りジグザグ岩場でした。
石段が長く続きき 肉離れを起こす 兆候が表れました。
ひゅうKを含め 40分登りつめて 第二見晴らし台が 見えてきました。
標高 1120m ここから 長官山が見えるのですが 霧の中で全く望めません。
ホロムイイチゴでしょうか?
登り口より 4時間を要し やっと 到着しました。 この時点で山頂を目指すのは、
不可能な状況です。
この花は キバナシャクナゲ でしょうか・?パンフレットを確認しながら書いてます。
8合目 長官山
利尻避難小屋 標高 1281m を 通過する。
這うように ようやく9合目に到着です。 5時間50分もかかってしまいました。
トイレブース ここには頂上まで 往復 100分(登り60分+下り40分)と あります。
体力と 時間もなく 9合目で 諦めることにしました。
これから下りが待っています。 休憩して ゆっくり ゆっくり戻ることにします。
この 9合目も 間もなく 霧に 覆われ 雨が降り出しました。
雨カッパを着込み 下り始めました。
北麓野営場へ無事戻ることが出来ました。疲れ果てました。
反省 山をもっと 研究・検討し知識を得て 挑戦しよう。
持ち物はできる限り 減らす。(非常食や救急に必要なものは必携)
ストックは 必ず 2本用意する。
今後も 山歩きを 楽しもう。!!
北海道ツーリングの目玉 利尻岳(富士)山登りです。
日本最北の百名山 標高1721m 登山何度 上級者向き ★★★★です。
近場の初級者用4.5百mの山を登っている時分には いきなり1721mは無理
か? と幾分不安な気持である。 後で不安が的中するのである。
起床 朝4:00 登山用具を TMAXに積み込み 4:30 民宿夕陽館を出発。
登り口 利尻北麓野営場 へは 車で15分程度です。
利尻北麓野営場は 標高207m (山頂との標高差は 1518m)
キャンプ駐車場に TMAXを止め 登山準備にかかる。
準備中に 民宿やホテルの送迎のマイクロバスが 登山者を運んでくる。
送迎バスを利用する登山者は 準備が整っているので 次々と
出発していきます。 麓の駐車場は 曇りがちで 山の天候は 不明である。
予報はあまり良くない。
登山届け を提出、 トイレを利用する。
出発です。 最初は 舗装道路を 登ります。
右手にキャンプ場
甘露水にて ペットボトルに 補給しました。冷たくて美味しい水です。
甘露水より 10分程登ると 3合目の道しるべ 標高 270m
ポン山分岐
乙女橋を越え 本格的な登りが始まります。
4合目まで来ました。 出発より55分かかる。
石の階段や
丸太で補修された登りが続きます。
1時間30分かかり やっと5合目 標高610mです。
花や 樹木にカメラを向ける、多少余裕がありました。
6合目の 第一見晴らし台へ到着しました。 2時間と30分かかっています。
標高760m まだまだ 山頂は 標高差960mあります。
体力はだいぶ消耗です。登りが続いていて 汗でぐっしょり濡れています。
登山道も狭く 岩場の本格的急な登りが続くようになりました。
6.5合目 トイレブースです。 標高790m
次のトイレブースまでは 登り 100分らしいです。
トイレブースを後に 岩の階段を上ります。
イワキキョウ らしいです。
この白い花はなんでしょうか?
トイレブースより 20分登り 7合目までやってきました。 標高 895m
胸突き 八丁 と書いてあります。
今までの道のり? それとも これから? リュックが段々と重く感じられ、
太ももが上がらなくなってきました。
7合目まで登のに 凡そ3時間かかってしまいました。体力が続くか 不安です。
ようやく 標高 940mです。
報告も 少し休憩に入ります。
礼文島の観光を終えて (馬糞ウニの軍艦巻きを食べ) 最北の百名山利尻富士の聳える
利尻島 鴛泊港に 上陸しました。(14:00)
島内1周 約55km 今日の宿泊地は 本泊 (利尻空港東の)夕陽館です。
鴛泊湾を左手に 時計回りで 西に向かう。 姫沼に写る利尻富士を撮りに。
利尻富士は雲に隠れて わずかに すそ野が見えるだけ
姫沼を 一回りする。
遊歩道を進む
少し雲が晴れたか?
姫沼展望台より眺めた 利尻富士の全貌が現れました。
オタトマリ沼 手前の白い恋人の丘 (沼浦展望台)
少しずつ迫ってくる 利尻富士 明日の登山が 心配 恐怖を感じてくる。
利尻富士の反対側(後ろ)は 日本海
オタトマリ沼湿地
背丈が1.5mもある 植物
正面に利尻富士 山頂は雲の中に 山の天気は常に変化し、晴れ渡ることがありません。
仙法志岬公園へ 利尻島 最南端 利尻山の稜線が美しい
人に 慣れた かもめ 奥に いるかがいます。
水難事故を 守る お宮さん
安全を祈願 (交通事故・山登り)
利尻島 案内図
利尻空港
空港を後にして 富士野園地を 巡る。
16時を過ぎた頃の北の海 19時頃は夕陽が綺麗だろうと 想像する。
南には 利尻富士 明日朝は 4時起きにて キャンプ場 登り口へ
今夜宿泊予定の民宿では 夕飯の予約なしのため フェリー乗り場 近くには
食堂があるとの情報で 向かう。
途中の道路で 数台の車が停車していて 何やら撮影らしき模様。
三輪自転車にまたがっていた 2人(女性)を取り巻くように 人だかりです。
元フィギアースケターの 安藤美紀ともう一人の 旅の 撮影らしかったです。
翌々日の フェリー乗り場で 又 会うことになりました。
カメラを向けたら 撮影中なので 写さないで と マネージャーらしき方より
×印 を出されました。
明日はいよいよ 利尻富士 登山です。 ぐっすり睡眠をとり 頑張りましょう!!
天気が心配です。
礼文島 北方面の観光を終えて 40号線を南に 下りる。
朝フェリーを下りた 香深港を通過し 知床へ
この先進入禁止(個人所有のため)
引き換えし 映画(北のカナリアたち)のロケ地 小学校へ
この丘より 利尻富士が望める
内部は撮影禁止
許されている 入口の出演者たち
ロケ地より 望む 利尻島
利尻へ渡る フェリー乗船のため 香深港へ戻ります。
フェリー乗り場では今稚内へ向け出航した観光客を送迎する 2人の若者が別れを惜しむ
踊りを行っていた。
船が遠く離れてゆくまで
最後に別れの手を振っていた。
到着した時は 歓迎の ダンスです。
利尻へ渡る 乗船手続きを終え レストラン 武ちゃんにて ばふんうに巻き 3巻とおにぎりを食べる。 積丹で食べた うに丼とは 又 一味違っていました。 たっぷり乗ったうに
旨かったです。
利尻へ向かう フェリーでも 名古屋のツアー客の女性達と ご一緒することとなりました。
乗船する フェリーです。
稚内~礼文 礼文~利尻 2便とも オートバイでの利用客は 私1人(1台)でした。
次は 利尻島へ渡ってからの 報告となります。 利尻富士が 次第に大きく迫ってくるようです。