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仙台市縄文の森広場

2012年02月25日 | 高野

太白消防署の近くに山田上ノ台遺跡があります。

縄文時代中期に集落が営まれていたそうです。

名取川(写真)より一団高い丘一帯は埋蔵文化財包蔵地に指定されています。

1980年頃、本間物産(本社山形県酒田市)が分譲宅地造成の為取得しました。

試掘(事前調査)で土器・石器が発掘され、全面調査の判定が市教育委員会より出された。

しかも、調査期日は2年先とのこと。

「魔法の手」といわれ出土物捏造発覚まで、教育委員会は文化財保護という名目で絶大な権限を持っていた。

いろいろ手をつくしても造成工事の味到しが立たなく、文句を云っているうち旧石器時代のみならず江戸時代のものといわれるものまで出土し、学者は「複合遺跡」として学術的に貴重なものであるという理屈をつけられ、宅地造成を断念させられた土地でした。

私が近くなくに足を運ぶことのなかったのは、当時の苦い思いがあったからです。

でも、今は縄文の森広場として整備され、3軒の竪穴住居を復元し、会館で各種イベントも行われています。

縄文のくらしを体験し、縄文人の知恵と心を知るのに良いと感じます。

入館料は200円です。

 

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