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DHA(ドコサヘキサエン酸)

2012年06月16日 | その他

【門間】

健康志向が進む中、サプリメントの広告で良く目にする「DHA」

DHAは人体に摂取されると、多くが脳神経に運ばれ、

脳の構造に関与するのが特徴です。

さて、「DHA」の働きは

 

① 脳の栄養素

 脳は大切な器官のため、脳にとって有害なものは入らないようにする

 「血液脳関門」というフィルターのようなものがあり、必要なものしか通過

 できないようになっています。

 DHAはヒトの体から作り出すことはできないため、食事で摂取したDHAが

 この血液脳関門を通過し、脳の中に取り込まれます。

 DHAが脳の栄養素と呼ばれるのは約140億個の脳細胞の膜に存在し、脳内でも

 特に記憶や学習に関わる海馬にDHAが集まっているからです。

 認知症患者に6ヶ月間DHAを摂取させると、計算力や判断力が高まるという

 結果も得られているそうです。

 

② 目にも大切な栄養素

 DHAは目の網膜細胞にも多く含まれています。

 DHAは脳を作るリン脂質中の約17%に含まれているのに対し、目の網膜では

 50%以上になり、脳神経細胞をはるかにしのぐ高濃度で網膜に含まれています。

 DHAを摂取すると、集中力の向上や、動体視力を改善する働き、

 近視にも良い働きをすると云われています。

 

③ 血流を改善する

 DHAは魚などの脂肪に含まれる脂肪酸です。魚は冷たい海の中でも生きることが

 できるように魚の油は、低温でも固まることがありません。

 動物の脂は常温でも固まってしまいますが、魚の油はマイナス40℃でも液体のまま

 というほどの柔軟性があります。DHAは細胞膜を柔らかくする働きがあります。

 

良いことづくめの「DHA」は

 イワシやサバ、サンマ、マグロなど青魚に多く含まれています。

 魚の油は焼くと失われてしまい、干物にすると油が酸化されてしまうので

 刺身や、煮魚で食べるとよいとされています。

 

なるほど、DHAはサプリメントから摂取するのも結構ですが、青魚を多く

食べるべし ですね。

 

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