【門間】
人間ドッグの結果、コレステロールの数値が毎年高くなってきており
気になっています。
コレステロールは身体の中で様々なホルモンの原料となったり、
細胞の形を維持する重要なもので、私たちの身体には必要不可欠なものです。
しかし、血液中のコレステロールが多くなりすぎると、動脈硬化症などの
生活習慣病の原因となります。
増えすぎたコレステロールは、血管の壁に付着し、血管を詰まらせる一因となります。
これが脳動脈で起きれば脳梗塞、心臓の冠状動脈で起きれば心筋梗塞になります。
コレステロール値は脂肪、とくに動物性食物に多い飽和脂肪酸を多く含む
食品を、多量に食べると高くなります。
具体的には、バターや豚ロース肉、牛霜降り肉、エビ、卵黄などは、
コレステロールを上昇させる食品なので、控えた方が良いとのことです。
これに対し、植物油や魚油に多く含まれている不飽和脂肪酸や、
果物や海草に多い水溶性の食物繊維、キノコ類や大豆製品などには、
血液中のコレステロールを低下させる作用があります。
年々数値が高くなってきてはいますが、まだ基準値内です。
今後は、コレステロールを低下させる食物を多くとり、基準値を
超えないよう食生活に注意したいと思います。