去る9/28(土)29(日)の両日にわたり、市内中央で「リノベーションEXPO」が開催されました。
首都圏では、中古マンションの適正で安全な流通を目指し、リノベーション協議会が数年前に発足し
主に中古マンションをリノベーションして販売する不動産会社やデザイン会社、施工会社などが
そのメンバーに名前を連ねています。
まず「リノベーション」という言葉を聴きなれない方がいらっしゃると思いますが、
簡単に説明すると、老朽化した建物を初期の状態に戻すこと、つまり壁紙などを貼り直すことに
よりきれいにすることを「リフォーム」といい、
「リノベーション」とは、建物のもつそのものの性能以上に付加価値を持たせ再生することなんです。
TV番組で「劇的改造ビフォーアフター」というのがありますが、まさにあの劇的改造が
リノベーションなのです。
仙台では、まだまだリノベーションを理解し行っているところは数少なく、壁紙の色を替えたり、
水周りの設備を換えただけでリノベーションと言ってる人たちがいますが、
ちゃんと理解して欲しいと感じています。
さて、私はこのEXPOにはリノベーション協議会の初代東北部会長になられたエコラの百田社長の
お誘いもあり2日間お邪魔してきました。
レセプションで真剣な表情の百田社長
実はこの後、彼の講演があるので、実は緊張しているらしい。
1Fのブースでは、通りがかった人も中をのぞいていて大盛況
2Fでは講演が開かれており、初日の目玉は東京R不動産の創設者であり
現在東北芸術工科大学准教授の馬場氏の講演。
そして2日めのトップバッターで同じく目玉が、リノベーションの第一人者的存在の
ブルースタジオの石井さんの講演であり、
しっかり勉強してきました。
ブルースタジオとは、東京の大森にある鉄骨造の看護士寮のリノベーションをお願いしてからの
付き合いで、専務の大島さんとはゴルフをしたりというプライベートなお付き合いもしていた。
で、石井氏の講演
やっぱり、すごい!の一言。
仙台でも十分受け入れらるのだろうが、我々不動産事業者が
東京でやっているものをそのまま仙台に持ってきても、
いろいろなネックとなる点があり、熟考が必要だ。
当社でも、いずれこのリノベーションの世界に踏み込んでいきたいと
思った2日間でした。