【門間】
政府が4月1日、プロ野球元巨人監督の長嶋茂雄氏と
巨人や米大リーグのヤンキースで活躍した松井秀喜氏に
プロ野球発展に貢献したなどとして「国民栄誉賞」を授与する方針を決めた
ことで、テレビ、新聞で大きく報道された。
国民栄誉賞は、日本の内閣総理大臣表彰のひとつで、
これまでに20人と1団体が受賞しており、賞の運用は昭和52年に定められた
「国民栄誉賞表彰規程」に従って行われている。
賞の歴史上辞退した人もいるという。
昭和58年6月に当時の世界記録となる通算939盗塁を達成した福本豊氏に
中曽根康弘首相から授与を打診されたが、「飲み屋に行けなくなる」として辞退したという。
イチロー選手に平成元年、メジャーリーグで日本人選手史上初となる首位打者を獲得
する活躍を見せたことにより、小泉純一郎内閣から授与を打診されたが、
「現役を引退した時にいただきたい」と固持したという。
でも今回、長嶋氏は「本当に光栄」 松井氏は「監督のおかげ」と
喜んで受賞されます。
長嶋氏については、「いつなんだ」と国民も気にしていたり、
今回の受賞に「なぜ今か」などの意見もあるようだが、
師弟で同時に受賞できたことを心から喜び、お祝い申し上げたい。