【門間】
今年10月 阪急阪神ホテルズが食材の偽装を発表以降 次々に
食品偽装が発覚、社会問題化しました。
一般栽培の食材を有機食材と偽ってメニューに表記していた飲食店
もあったとか。
そもそも有機栽培とは
まず有機と名のれる日本の農産物は日本農林規格「JAS」の認定を取得
したものだけです。
JASは国の登録認定機関に申請し厳しい審査に合格して初めて得られるものです。
そして、栽培ルールは
農水省が認めた以外の農薬・化学肥料を使わず、堆肥など自然の肥料で
3年間土づくりをしたあとの田畑で栽培することです。
しかし、有機栽培も農水省が認めた指定農薬を使用している場合があるので、
有機栽培が必ず厳密な意味で農薬不使用ではないとのことです。
昨今は、産地表示に加え、農産物等は生産者まで表示されているものもあって、
信頼が高まっていた中での「食品偽装」は困った問題です。
いずれ消費者は、メニューを見て注文し、商品の表示を見て購入するので
正確な表示をお願いするしかありませんね。