本書には、
クラシック音楽で使われる楽器の紹介、
楽譜の読み方、
音楽史、
作曲家、名曲の紹介、
音楽用語の説明
など盛りだくさんの内容が
可愛いイラストとともに語られていて、
リラックスして楽しく読み通すことができた。
一応大人向きの本だが、
楽器を習ってクラシック音楽に目覚めたばかりの
お子様にもおすすめできる内容だ。
著者のプロ . . . 本文を読む
パソコンが得意なロバくんと
本が大好きなサルくん。
本のことを知らないロバくんは、
サルくんに本の使い方を聞きますが、、、、、。
パソコンの面白さをいろいろ語るロバくんに対して、
サルくんは本の良さを何も語らない。
それがこの絵本の奥深いところ。
君はこの絵本の行間が読めるかな?
本がコンピュータを使った電子機器に . . . 本文を読む
あ、料理の絵本だ!!!
楽しそう!!!!!
と思って手に取ったが、
少々がっかりした。
内容は
玉子かけご飯とかマヨネーズご飯とか、、、、、
とても料理とは呼べないものばかり。
火も包丁も使わない小さな子供にでも出来る料理となると
こんなにも限定されるのか!?!?!?
否、
もっと広い世界を開拓して提供できるはずだ。
そ . . . 本文を読む
この絵本は
谷川俊太郎の処女詩集『二十億光年の孤独』の表題作に
塚本やすしが絵をつけたもの。
以前、このBLOGに
谷川俊太郎のエッセイを読んだら、
いつもどうでもいいことに拘泥して
小難しいことばっかり言ってるおっさんだということがわかり、
もう作品を読む気がしなくなった
という内容の記事を書いたが、
絵本なら
と思って手に取った。
. . . 本文を読む
2021年に出版された『古くて素敵なクラシック・レコードたち』
の続編です。
今回は前回紹介しきれなかったクラシック音楽の104曲について、
それぞれにつき数枚のLPレコードを解説している。
毎度のことながら
春樹さんの博識ぶりには感心させられる。
労作だと思う。
これだけのレコードに耳を通すだけでも大変だ。
この本で取り上げられたアル . . . 本文を読む
海の中で出会ったあるいるかとくじらの
のほほんとした友情のおはなし。
でっかいくじらが靴を履いて
パリの街を散歩し
パリジェンヌと片言のフランス語でおしゃべりしたり、、、、、、、、
奇想天外で限りなく自由な世界が気に入ってしまった。
ところどころに
とっても素直で美しい詩が挟んである。
最初の詩だけ抜粋し . . . 本文を読む
あるお百姓さんの家で生まれたはなこさんは
とても食いしん坊の牛で
どんどん食べて大きくなって
山の牧場の牛たちのボスになりました。
ある日、さつまいもとかぼちゃを、ボスの権限で
めちゃくちゃたくさん食べたはなこさんは
ガスがたまって体がアドバルーンのようにふくれてしまい
苦しくて死にそうになってしまいました。
. . . 本文を読む
感動的な本だった。
こんなに深く感動したのは久しぶりだ。
一応児童書ではあるが
「そんな幼稚な本読めるか」
などと思ったら大間違いだ。
もしあなたが、
音楽は好きだが、バーンスタインはよく知らない
というのであればぜひ本書を手に取っていただきたい。
そこにはとめどもなく溢れ出る才能に生涯もてあそばれながら
必死に生き抜いた一人の男の生きざまが描かれて . . . 本文を読む
今日は僕の大好きな絵本を紹介しますね。
ナディーヌ・ブラン・コム:文、
オリヴィエ・タレック:絵、
礒みゆき:訳
の
『ちいさいきみと おおきいぼく』という作品です。
この鼻の長~~~~~~~~~い彼、
オオカミなんです。
まったくこの絵描きさん、
自由!!!!!!!!!!
芸術ってのはなにやってもいいんだ!!!!! . . . 本文を読む
くそ面白くもないので
途中で読むのをやめることにする。
これは谷川俊太郎のエッセイ集なのだが、
氏はエッセイというのは
ボヤキを書いとけばいい
と思ってるらしい。
そこには読者を楽しませるための
なんの工夫も施されていない。
やーーーめた
やーーーめた。
同時に谷川俊太郎という人が
僕とはまったくタイプの違う人だと . . . 本文を読む
水族館のヒラメが球場にジャイアンツ戦を見に行ったり、
フグがテレビ局に見学に行ってスカウトされたり、
ぶっ飛んだ内容におったまげました。
これなら、
子どもたちは大喜び間違いなし。
大人の僕も(中身は子ども)大喜び!!!!!!
今まで、長新太は絵描きだと誤解していましたが、
ストーリーテラーとしての実力もすごい。
認識を新たにした次第です。
. . . 本文を読む
長新太の絵本
猫がトビウオ型の飛行機に乗って
世界中を旅する物語。
青緑のペン画が僕の気分にマッチした。
この絵本、
最初と最後以外のすべての絵に添えられた文が
「ごろごろ にゃーん ごろごろ にゃーん と、 ひこうきは とんでいきます」
だけという省エネ設計。
手抜きと言えば手抜きだが、
これがかえって読む者の想像力を刺激し、
味のあ . . . 本文を読む
絵も素晴らしいが、
原作のイソップ物語を少しアレンジした
エリック・カールの文章も洒落ていて素敵だ。
彼の絵本とそれを読む子供たちへの深い愛情が感じ取れて
大人の僕もほんわか気持ちよくなれる。
この絵は切り絵だそうで、
下絵を塗った紙をパーツごとに切って
台紙に貼って完成させているようだ。
この手法を真似て
僕もなにか作ってみようか . . . 本文を読む
雑誌はBOOK-OFFで買うに限る。
古くたってかまやしない。
時間の経過で価値を失う情報など
はじめから意味がないのだ。
これは100円で買った。
読みごたえがあった。
若手芸術家100人の作品が紹介されている。
みんな斬新で奇抜な作品ばかりだ。
型や常識ばかりに縛られている我々には
実にうらやましい世界だと思う。
. . . 本文を読む
絵本というのはけっこう高価だ。
主に対象は子供なのだから、
もっと安くすべきだと常々思っているのだが、、、、。
この絵本はBOOK-OFFで100円で手に入れた。
掘り出し物だった。
ぜんぜん痛んでないし、
88ページもあって、
綺麗な水彩画がどっさり載っている。
一枚一枚をじっくり時間をかけて見ていたら、
読み終わるのに随分と日にちがかかった . . . 本文を読む