キューピーヘアーのたらたら日記

ガンバレ日本!!!TB&コメント大歓迎♪

歓喜の歌

2008-08-31 20:56:44 | か行の映画
いやあ、人知れずこんな名作が世に埋もれていたとは!

(別に埋もれてへんがな。公開済みや、DVDレンタル中!

 知らんかったんは、あんただけや。)

小林薫演じる飯塚主任!まさにたらたら教の生き神様と言っても差し支えない。

(何やたらたら教って?新興宗教にしてもたんかい?

 そいでもって、自分が教祖になるつもりなんやな?)

外人パブに通いつめて、妻と娘に愛想をつかされ別居中、

付いたあだ名が"ロンリー・チャップリン"。

市役所の土木課から文化会館の主任へと降格人事。

キューピーの生き様と瓜二つ。

(始まったでえ、またキューピーの体験談が。

 この人、映画ブログの体裁だけ整えて、自分のことしか話さん人やさかいなあ。)

いや、キューピーの体験談は書きますまい。

飯塚主任、そのやる気のなさからか、大チョンボ。

大晦日の夜に「みたま町コーラスガールズ」と「みたまレディースコーラス」をダブルブッキング。

似たような名前だったんで、ついうっかり。

ガールズのリーダーが安田成美でレディースの代表が由紀さおり。

両者互いに一歩も引こうとしない。

(面白おまっしゃろ、原作が立川志の輔の落語ですさかいなあ。

 そんなに面白い映画でしたんなら、落語バージョンも聞きたくなったでしょう?)

そんなに面白い映画でしたんならって、あんたこの映画まだ観てへんの?

(ぜんぜん。)

なんや、DVDレンタル中やたら立川志の輔がどーやたらゆうて。

えっらそーに。

なら、ゆうたるわ。合言葉は"餃子"。

(何や、餃子って?)

ネタバレしたろか?

(していらん。)

したるわ。

キューピーの昨日の晩飯が王将の餃子定食やがな。

(それがどないしたん。映画と何の関係があんの?)

わからんやっちゃなー。シンクロニシティやがな。

(何や?シンクロニシティって。)

じゃまくさい、説明すんのが。

とにかく、「俺達に足りなかったのは餃子だ。」って飯塚主任の名ゼリフがあんのや。

(ふーん、そいで?)

ゆーたら、ネタバレになってしまうやん。

兎も角、キューピーは『生きる』を超えた作品やと思とる。

(あの黒澤明監督のかい。そりゃー褒めすぎちゃうか?)

褒めすぎちゃうって。

(そりゃー、観るのが楽しみやなあ。

 そんな作品が世に埋もれてたとは知らなんだわ。)

ちゃうがな、そしたら始めに戻ってしまうがな。


オチのない、しょうもない漫才もほどほどにして、

未見の方、ぜひぜひ観て下さいな。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブログ通信簿 | トップ | エリザベス ゴールデン・エイジ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (ミチ)
2008-09-03 09:33:38
かなりお気に召したようですね!
春ごろにWOWOWで志の輔の元ネタをやっていたんですよ。
あれを映画化するってすごいな~って改めて感心しました。
落語って何度か聞きに行ったことがあるんですけど、志の輔さんの創作落語は映像が頭に浮かんでくるんですよね。
映画では、最後の袖をちょん切られた洋服がどうなったか気になってしかたありませんでした。
返信する
ミチさん♪ (キューピー)
2008-09-03 17:37:31
はい、とってもとっても気に入りました。
飯塚主任のやる気のなさが、とってもリアルでした。
市役所の土木課といえばエリートじゃないすか。それを降格されて吹き溜まりに追いやられ、奥さんにも離婚を宣告され、愛人は他人のもの。
鼻っ柱を折られ、自尊心をずたずたにされた挙句にたどり着いた諦念のようなものが、小林薫の演技から漂っていて、しょっぱなからキューピーの心を掴んでしまいました。
そして、そんな枯れかけてしまった心に、そっと潤いを与える美しいコーラス。
こんな映画との出会いは、人生にそう何度もあるもんじゃありません。
今年一番の収穫と言ってもいいくらいです。
返信する
餃子 (メル)
2008-09-28 08:46:38
キューピーさんの漫才、大いに楽しませてもらいました~(^▽^)V

やっぱり”餃子”は必要なんですよね~、うん。
私はシンクロじゃなくて、後付けでしたが
この映画を見て、今晩のおかずは餃子にしよう、と
餃子がその日のおかずになりました(=^_^=) ヘヘ

小林薫ってほんっとにこういう役を上手くこなしますよね~。
「東京タワー・・」の時も思いましたが、また今回もダメダメな親父をやらせるとたまらなく巧い!と思いました。
そういえば「東京タワー・・」と同じ監督さんなんですよね、これ。
女性のちょっとした心情とかも巧く表現してあったので、この監督さんすごいかも、って思いました。
やがて黒澤を超えるんでしょうか?!^^
「生きる」は先日見たばかりの私ですが、確かに
それこそシンクロしてるところがあるかもしれないなぁ~・・と今いろいろ思い出しています。
返信する
メルさん、ごめん。 (キューピー)
2008-09-30 19:24:51
キューピー、もう枯れちゃった。

あっちこっち手を広げすぎちゃったのかなあ?

なんも、コメントのお返事が思い浮かびません。

とゆーことで、今回はパス。

またお会いしましょう。
返信する

コメントを投稿

か行の映画」カテゴリの最新記事