ベロニカは死ぬことにした

ネットで調べたら、原作が人気あんのね～。

映画の方はイマイチ、イマニ、いやイマサンぐらい。


あらすじ

図書館に勤めるトワ（真木よう子）28才は自分が好きになれず、

ある日睡眠薬で自殺を図る。

が、失敗し気が付けば精神病院のベッドに拘束されている。

そして、医師から、

心臓の細胞が壊死していてあと一週間の命と宣告される。

自暴自棄になっていたトワだったが

他の患者との出会いにより、次第に癒されていく。

そして、周囲に心を閉ざしている青年クロード（イ・ワン）が

彼女にだけ興味を示す。

死まであと一日となりやりたいこととは、

イッパツやって死にたい！？

失礼、女性は「満たされたSEXがしたい。」

と表現するのね。

あらすじおわり


感想

精神障害当事者としては

もっと、ちゃんと

病院だかサナトリウムだか知んないけど描いて欲しかった。

これじゃあ、世間一般の人が空想する「キチガイ収容所」じゃないか。

お話なんだから、別にいいじゃあないの、

と言われるかも知んないけど、

精神科の敷居を高くし、

世間の偏見と無理解と差別を助長する以外の何ものでもない

と、言わざるを得ません。

実際の精神障害者はもっと普通の顔をしています。

こんな類の映画はもうたくさんだ。

普通の顔をした障害者の心の奥底にある暗闇を描いた映画を

早く観たい。

僕は『ビューティフル・マインド』にも不満たらたらでした。


評価

イマサン＝☆☆