最初に苦言をひとつ
この本の帯に「新たな魅力あふれる著者初の連作短編集」って書いてあるけど、
別に連作じゃないんだよな。
それぞれが別個の小説で、まあ「ブラック」ってくくりで共通点がないわけではないんだけど、
連作と呼ぶほどのものではない。
嘘ついちゃいかんよ~~、河出書房新社さん。
まあ、お説教はほどほどにして、
えーと、これは短編集です。
『おとな』なんだこれ?全5ページ
『トイレの懺悔室』凡作
『憤死』凡作
『人生ゲーム』傑作
『人生ゲーム』のなかで、気づきがあったね。
老齢になって、死期を悟った主人公が言うんだ。
にぎやかだった頃が一番懐かしいって。
で、読書の時間なんて死ぬ間際になったらどーでもいいんだろうな、って思ったよ。
「映画が嫌い」って人には今まで出合ったことが無いけど、
「本が嫌い」って人には時々出会う。
映画って友達や家族や恋人と行ったり、他のお客さんと体験を共有するじゃん。
小説は、たいがい孤独だよね。
自分の世界は広がるけど、他人との交友を大切にする人にとっては、
たいして価値のないものなんだろうね。
自分の世界が狭い人のほうが世渡りがうまかったりするのを見るんだ。
この歳になるとね。
でも僕は読み続けるよ。
ずっとね。
この本の帯に「新たな魅力あふれる著者初の連作短編集」って書いてあるけど、
別に連作じゃないんだよな。
それぞれが別個の小説で、まあ「ブラック」ってくくりで共通点がないわけではないんだけど、
連作と呼ぶほどのものではない。
嘘ついちゃいかんよ~~、河出書房新社さん。
まあ、お説教はほどほどにして、
えーと、これは短編集です。
『おとな』なんだこれ?全5ページ
『トイレの懺悔室』凡作
『憤死』凡作
『人生ゲーム』傑作
『人生ゲーム』のなかで、気づきがあったね。
老齢になって、死期を悟った主人公が言うんだ。
にぎやかだった頃が一番懐かしいって。
で、読書の時間なんて死ぬ間際になったらどーでもいいんだろうな、って思ったよ。
「映画が嫌い」って人には今まで出合ったことが無いけど、
「本が嫌い」って人には時々出会う。
映画って友達や家族や恋人と行ったり、他のお客さんと体験を共有するじゃん。
小説は、たいがい孤独だよね。
自分の世界は広がるけど、他人との交友を大切にする人にとっては、
たいして価値のないものなんだろうね。
自分の世界が狭い人のほうが世渡りがうまかったりするのを見るんだ。
この歳になるとね。
でも僕は読み続けるよ。
ずっとね。
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