レイモンド・カーヴァーの死から11年後に発見された
5つの短編小説が収められている。
どの作品も秀作だった。
現代アメリカ社会で地道にこつこつと生きている人たちの
ささやかな喜びや悲哀が
誠実な語り口で描写されている。
僕は、この中で特に
『必要になったら電話をかけて』に
心惹かれた。
お互いに浮気相手のいる、
もうどうしようもなくなった熟年夫婦の
別れを描いた作品だ。
その別れの物語が美しくて僕の心に残った。
ところがなのだ。
訳者:村上春樹の解題を読んだら、
春樹さんはこの作品を
「文学的な深みにかける」と評していた。
そうか。
僕は深みにかける人間だから
浅い小説に感動したのか。
わかるような気もする。
とゆーーことは、
もっと人生経験を積んでから
カーヴァー作品を読み直せば、
今とは違ったもっと深い味わいがあるに違いない。
よし、
これからも、カーヴァーのしつこい読者でいるぞ、
と心に決めた次第であります。
5つの短編小説が収められている。
どの作品も秀作だった。
現代アメリカ社会で地道にこつこつと生きている人たちの
ささやかな喜びや悲哀が
誠実な語り口で描写されている。
僕は、この中で特に
『必要になったら電話をかけて』に
心惹かれた。
お互いに浮気相手のいる、
もうどうしようもなくなった熟年夫婦の
別れを描いた作品だ。
その別れの物語が美しくて僕の心に残った。
ところがなのだ。
訳者:村上春樹の解題を読んだら、
春樹さんはこの作品を
「文学的な深みにかける」と評していた。
そうか。
僕は深みにかける人間だから
浅い小説に感動したのか。
わかるような気もする。
とゆーーことは、
もっと人生経験を積んでから
カーヴァー作品を読み直せば、
今とは違ったもっと深い味わいがあるに違いない。
よし、
これからも、カーヴァーのしつこい読者でいるぞ、
と心に決めた次第であります。
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