ブロークン・フラワーズ

過去から現在、女に彩られた人生を生きてきた

"女の達人"、ドン・ジョンストン（ビル・マーレイ）。

（"ドン・ファン"の"ドン"とをかけている。）

ある日、"あなたに19才の息子がいます。"という内容の

差出人不明のピンクの手紙が届く。

まるで興味も示さないドンだが、

世話焼きの隣人ウィンストンが昔のドンの恋人の

現住所を調べ、飛行機やホテルの予約から

レンタカーの手配までしてしまう。

かくして、ドンは嫌々20年前の恋人を訪ねまわるという

悪趣味な旅に出る羽目になる。

トーゼン、相手には現在の生活があるわけだから、

それなりに気を使って、コンサバな服装で、花束も持って、

でも、時には殴られたり、それは苦行の旅。

（シャロン・ストーンとはやけぼっくいに火がついて、、、。）

でも、結果は不毛、分らずじまいでした。

挙句の果てに、自宅に帰ってきてからは、

若い男を見ると自分の息子ではないかと疑ってしまう始末。


これは、女好きのわが同胞へのアイロニー。

他人事とは思えなかった人もいるんじゃないかな？


女性関係に潔白な（嘘）キューピーにとっては

まったくもって他人事。

（そこが淋しくもあるんだけど、、。）


隠し子の一人や二人、いたほうが男の甲斐性、

とまで言っちゃたら不道徳な気もするけど、、。


あと、バックでかかていたエチオピア音楽が

僕はダメでした。

陰鬱な気になっちゃって。

最近、軽くて明るいフィリピンの音楽(Regine Velasquezとか)

を聞いていたせいかなあ。