やさしい精神保健福祉講座

今日、保健所主催の「やさしい精神保健福祉講座」

というセミナーに当事者代表として演台に立ってきた。

（本当は立ってたんじゃなくて、椅子に腰掛けてたんだけど）

精神病のベテランとして、さらし者になってきた、

（ちょっと言葉が悪い。見世物になってきた、

さらに悪い。陳列されてきた、

オイオイ。）訳なんです。


セミナーは僕の他、同じ病気の人２名と教授とで、

対談形式で、精神科を受診することになったいきさつや、

入院中に考えていたこと、退院後の生活など、諸々を

一時間半にわたってお話いたしました。


思ったより、いろいろしゃべれたなあ。

教授の司会がとてもよかったおかげです。

GOOD JOB!!


でも、質疑応答の時間になると会場がしんとしてしまった。

僕たちの困ったちゃんな人生の告白に、

しろうとさんたちがノックアウトされてしまったみたい。

あのう、僕の人生、今日話した内容の何十倍も重たいんですけど、、。


対談が終わり控え室で教授が、

「まだまだ話すことたくさんあったでしょ。」

とおっしゃられた。

「はい、一日や二日ではとても。」

と笑って返事をした。


今日の出来事はまだ整理しきれていない面もあるけど、

たいへん貴重な体験をさせていただいたのは事実。

教授、ありがとうございました。