キューピーヘアーのたらたら日記

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『家日和』 奥田英朗 その1

2007-05-03 20:56:04 | 
『サニーデイ』

んなあ、いいこたあ、いちどもなかったぞ。

んやあね、このお話は、中年の主婦がインターネット・オークションに

手を出したところ、いいことが次々に起こりました、

ってことなんだけどね、

しわが無くなったり、

便秘が解消されたり、

廻りから若く見られたり、

カフェでビジネスマン風の男から、ちらちら盗み見られたり、

ちょっと、作り話っぽいぞっ。


キューピーときたら、オークションに出品するようになってからも、

しわは益々深くなり、

軟便で一日に何回もトイレに行き、

ハゲは日ごとに進行し、

異性からは、胡散臭い目で見られるばっかり。

只一つ、ポジティブに考えるなら、

カップクが良くなったぞっ!

一国一城の主ってか!?

(言うな、言わんでくれい、単なる肥満だって。)


この主婦、憂さ晴らしに夫の大切にしている品物を

次々と出品し、ばれそうになって窮地に立たされるのだが、

最後は家族のありがたみがわかって、めでたしめでたしなのでありました。



『ここが青山』

人間到る処青山在り ← これ、読める人!

なんと、

ジンカンイタルトコロセイザンアリ

と読むんだそうな。

あなた、えらい!高校時代、よく勉強なさったのね。

"人間"とは、世の中のことで、"青山"とは墓場のことで、

「世の中、どこにでも骨を埋める場所がある」

という意味なんだそうだ。


主人公はある日突然会社が倒産し、

奥さんが外で働くことになり、専業主夫となる。

朝ごはん作ったり、息子を幼稚園まで送ったり、

お風呂を洗ったり、アイロンがけしたり、

毎日、楽しくてしょうがない。

人間(ニンゲン)、向き不向きがあるもんね。


そうか、僕も見習おーっと。

誰か、お婿さんにしてっ!そして、稼いできてっ!



『家においでよ』

これは文句なしに面白い。

こんな爽快な小説はざらにありませんよ。

主人公はアパレル関係の営業マン。

本人たちも理由ははっきりしないのだが、夫婦関係がしっくりこず、

デザイナーの妻は家を出て行く。

家中の家具といっしょに。

(テレビもレンジもカーテンもカーペットもソファーも)

がらんどうになった2LDKに残された主人公だが、

気落ちすることなく、自分の趣味にあった家具を次々に買い足していく。

これまでインテリアに関しては専制君主的だった

妻のために、どれほど耐え忍んできたことだろうか。

これからは、自分の趣味にあった

オトコの部屋を作っていくのだ!


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2 コメント

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ミチさん♪ (キューピー)
2007-05-06 15:38:25
奥田さんは僕より世代が一つ若いので、100%共鳴できるってわけでもないんです。『家においでよ』の主人公が一人になって真っ先に思いつくのが、ポリスの『シンクロニシティ』を聴くことですが、『シンクロニシティ』は僕が最後に買ったロックのアルバムです。この頃、僕はヒュージョンにシフトしていました。ですから、この小説に出てくるロックバンドは聴いたことのないものばかりで少し残念でした。
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こんばんは♪ (ミチ)
2007-05-05 21:47:00
奥田さんの小説は当たりはずれが無いですよね~。
この小説は女性が共感できるものと男性が共感できるものに分かれていたと思います。
『家においでよ』は男性には人気が高そう~。
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