私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

日本書紀「綏靖天皇」の巻を・・・

2019-09-10 07:14:26 | 日記
 まず、この写真をご覧ください。寛政年間に出版された「日本書紀」です。

          

          

 この中に、その兄、(古事記では「當藝志美美」ですが、書紀では「庶兄 手研耳命<コトハラノアニ タキシミミノミコト>」)について書かれております。

       “立操〇(厂+昔)懐<ココロバエ ココロオキテ>”

 と書かれております。
 なお、(厂へん+昔)は、辞書によると、「サク」で、意味は「といし」だそうで、すると、その心が「といし」のようにがざがさとしていている意味では???
           

 この4文字の付いて、正確には分かりかねますが、「心がひねくれており」ぐらいに解釈しました。
 そして、その上

            “本乖仁義”
        <モトヨリ イスクシマウ コトワリ ソムケリ>

 「人を慈しみ、貴び敬う心を生まれつき持っていなかった」と解釈すればいいのでしょうか????

 自分さへよければ他はどうでもよいと云う、此の頃、流行りの超近代的心の持ち主だったのではないでしょうかね。 

         

最新の画像もっと見る

コメントを投稿