「一勒一心傷」の後には
“鼻裏痠虎、心裏結繚”
と書かれてあります。<ハナノウチ シュンセイ> なお、「虎」ですが、遊仙窟には「疒」+「鬼」になっており、、右に<セイ>と、左には<イキタハシク>とルビがふってあり、「鼻の息が荒くなている」と言う意味です。そして、息が荒くなっただけではありません。その上、心まで「結繚<ケツリョウ>するのです。これは「心まで何か急に硬く結ばれたような感じになり、大変な心地よい気分を云います。最高の歓びに達した後の、何とも言われない、何かむなしいようであり、満ち足りた様でもあり、嬉しいようで、何か和っびしい侘びしいような、どのように言い表したらいいか分からないような誠に快感を云い表す言葉だと説明がしてあります。
“鼻裏痠虎、心裏結繚”
<ココロノウチ ケツリョウト>です。
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