恋愛ブログ

世にも不思議な物語。
出会いの数だけドラマがある。
一日一話愛の短編物語。
〜ショートストーリー〜

4.恋の妖精

2006年05月19日 | 幻の恋
 とても大きいしっかりとした木がポツンと真ん中にある。樹齢何年だろうか。千年くらい経っているのではないだろうか。  木を囲むように美しい湖があった。辺りは、薄い霧がモヤッとかかっていて、神秘的にボンヤリと輝いていた。  私がいつものように木にぶら下がっているブランコに乗っていると、白いドレスを着た小学生くらいの女の子がスキップしながら近寄ってきた。  まるで踊りを楽しむかのようだった。  「また、 . . . 本文を読む
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