心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

ロシアの西側に隣接するベラルーシは民主化が未熟

2020年08月16日 | 世界
ベラルーシ大統領選挙で当選したというルカシェンコ氏は、軍服を着て挨拶をしており、その後ろに控えている人は皆軍服を着ています。どう見てもベラルーシは軍政に見えます。選挙に不正があったとの批判は事実でしょう。EUは選挙に不正があったと判断し、ルカシェンコ大統領を批判しています。EUはあらゆる外交の場でベラルーシ政府を批判するため、EUとベラルーシの経済交流は不調でしょう。EUの支援を受けてベラルーシ内の反政府運動も大きくなるのではないでしょうか。国内生産も不調になり、人々の生活水準も改善しません。

ルカシェンコ大統領はプーチンロシア大統領に助けを求めたそうです。ロシアがベラルーシを吸収するという考えが出て来るかもしれません。ベラルーシの民主主義者の勢いがどの程度かわからないので、何とも言えませんが、人々の間に民主主義の方がいいとの価値観が強まっていれば、独立を維持し、軍政を倒す動きになるでしょう。

世界は確実に民主化の流れです。軍政で人々の生活水準が上がることはありません。中国は軍政に見えますが、政経分離で経済大発展を遂げたのですが、ここに来て国土拡大主義と香港民主化運動弾圧で外交に失敗し、中国包囲網をつくられ、外国との経済交流が伸びそうもありません。その上、ウイルス禍、大雨災害、アジア中央部のバッタの大発生等に苦しめられ、国内生産に変調がおこりました。食料不足の心配が生じたようで上から節約指示がでたそうです。やはり軍政で人々の生活水準を上げることは限界があります。

ベラルーシで人々による平和革命がおこり、不正のない選挙が実施されるようになることを祈ります。
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総合的に判断すると安倍晋三内閣・自民党は役立たない防衛力に依存しすぎ

2020年08月16日 | 世界
安倍総理は、太平洋戦争に絡む主要記念式典で、「戦争しない」と言うのですが、アメリカとの同盟強化、自衛隊の防衛力強化、自衛隊が敵基地を攻撃する能力を持つ願望、憲法第9条(戦争の放棄、軍備および交戦権の否認)変更願望、戦犯を軍神として祀る靖国神社を国が利用する願望、国連の核兵器禁止条約反対などの動きから判断すると安倍内閣・自民党が戦争することを肯定していることは明白です。

日本にとって一番の防衛問題は、中国の国土拡大主義だと思います。これを防ぐためには外交の強化、防衛力の強化が必要であることは大半の日本の人々が納得していることです。しかし、残念ながら戦争を避ける最大努力を日本の外交はやっていないと思います。外交に工夫の余地があるのに安易に防衛力に依存する傾向が強いと思います。まさに政治が安易だと思います。そのために大赤字の政府が防衛費を増やし続けるという安易な防衛力重視になっていると思います。

政府が大赤字と言うのも大問題ですが、貧困層が拡大しているのも大問題です。過大な防衛力を支える力が人々になく、いざという時、日本が持続的防衛力を維持できない恐れがあります。つまり、いざという時に役立たない防衛力強化にお金を使いすぎという大問題があると思います。

日本は、憲法第9条を世界の最先端を行く法と信じ、国連や平和主義国と連携を深め、国土拡大主義国に戦争する隙を与えないような外交を工夫努力する方が、民生を犠牲にしないですむと思います。アメリカと中国が対立する間で、平然と独立中立を追求し、技術開発・生産、生活・生産環境改善を重視し、実際に人々の生活水準を上げ、外国に対し無害国であるならば、強大国もそう簡単に日本を侵略できないでしょう。これはやってみる価値がある政治外交だと思います。

なお、現実の脅威について的確防衛を考えることは合法的警察行為の範疇と思います。しかし、尖閣諸島については活用策がなさすぎです。活用すると中国を刺激すると安倍内閣は言いますが、国内だって活用されていない空き地があったら所有者は無策と批判されます。
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