心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

第二次世界大戦の勝利国(大国)が国連をつくり、大国が国連を破壊している

2020年08月20日 | 世界
大国が国連をつくりましたが、大国に民主主義国と共産主義国があり、戦後秩序づくりで考えが合わず、対立がおこってしまいました。しかし、世界各国は、国連に加盟する効果を認め、今ではほとんどの国が加盟しています。大国が威張ることを問題にし、大半の加盟国は国連総会を重視し、いろいろな国連組織を拡充してきました。大国は国連安保理常任理事国として国連の警察行為を重視してきましたが、自国の考えに固執し、大国の拒否権を利用して安保理を乱してきました。安保理は大国の横暴のため世界平和のために機能していません。反対に戦争を助長しています。

大半の国は大国に対する批判を強めました。大国間の争いと、大半の国の批判で大国は国連を動かすことができなくなり、国連を無視して勝手なことをやるようになりました。特にアメリカは露骨に国連に非協力な態度をとるようになりました。中国やロシアの行動も国連無視が多いと思います。

第二次世界大戦後の世界は混乱状態です。世界は多極化し、国は勝手に合従連衡しています。

世界は混乱状態であり、国連が健全に機能することはありませんが、大局的に見ると、世界で知識交流が進み、人間性を重視した民主主義の価値観は次第に世界の人々が共有するようになってきたと思います。

すぐとは言いませんが、次は国連ではなく、世界の人々の世界機構が誕生するでしょう。国は世界の行政区となり、地域性という違いはありますが、世界に通用する法を基本とする国になるでしょう。世界法に基づく警察が人々の安全を守るでしょう。

新世界を実現するためには人間性を重視した民主主義者・国の連携が必要です。断固として非人間性を排除する信念と協力の信念が必要です。たとえば韓国と日本はどちらも民主主義国です。ところが非常に関係が悪いと思います。これを見て、中国や朝鮮(北)が民主主義に感心する訳はありません。これでは新世界づくりは不可能です。韓国と日本の民主主義者は人間性を重視すべきです。世界に通用する法を追求するべきです。国家主義者としてではなく、民主主義者として新世界づくりに挑戦してほしいと思います。
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