心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

中国は国土拡大主義、民主化運動弾圧をどうするか

2020年08月26日 | 世界
中国の国境確定のやり方は、まずは力で押せるところまで押し、これ以上押すと大ごとになると判断したところで国境画定の話し合いを行うことが多いと思います。南シナ海についてはアメリカが積極的に乗り出し、軍事力で中国の主張を否定したり、中国から圧力を受けている国を支援したりするようになりました。このまま行けば中国包囲網は強くなる一方です。中国孤立が進みます。どうやら中国は国土拡大に限界を感じているようで外交交渉に力を入れ始めました。国土拡大主義をやめるかまだわかりませんが、中国はアメリカと戦端を開く考えはないようです。

尖閣諸島についてももし中国が軍を出せばアメリカも軍を出すと言っています。日本も恐らく海上保安庁に代わって防衛省が動くと中国に伝えていると思います。やはり中国は尖閣諸島どりに限界を感じていると思います。

台湾については、アメリカはもちろんのこと、次第に台湾支持国が増えています。中国は軍事力で併合することに踏み切れません。民主主義国は台湾の民主主義を守る動きです。中国の香港民主化運動弾圧も失敗で、民主主義国は中国を厳しく批判しています。民主主義国は経済交流を縮小すると中国に警告しています。

中国は自国の経済力を過信していたようですが、すでに経済は変調しています。その上、ウイルス禍や大雨被害で産業が縮小していること、アメリカの経済制裁や、アメリカとの経済交流が大きい国の同調行動が中国の経済活動に悪影響を与えていることを感じていると思います。

ここで中国が外交重視に転じても簡単には中国の信用は回復しません。経済交流はいいが、代わりに国土拡大主義や民主化運動弾圧はやめてくださいという国が多いと思います。中国専制は中国の混乱を大きくしそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする