心の旅紀行

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イスラエル問題の本質はユダヤ民族の特殊思考と周辺諸国の人々の反イスラエル感情にある

2020年08月15日 | 世界
イスラエル建国以来、周辺諸国はイスラエルと戦争し、勝てず、妥協を強いられてきました。現在も軍事力で見るとイスラエルが優位にあり、周辺諸国政府は妥協的です。イスラエルを国として認めることでイスラエルの国土拡大を止め、一方でパレスチナ国の建国を支援し、不戦状態にしたいというのが、周辺諸国政府の動きです。しかし、この妥協に反対し、反イスラエルを明確にしている政府があります。また、政府が妥協的であっても人々の反イスラエル感情が強いと思います。アメリカ、イギリス、フランスなどはイスラエル建国を支援してきたのでイスラエルの永続を希望しており、周辺諸国政府の妥協的動きを歓迎していますが、到底イスラエルの永続性が確定したとは言えません。

イスラエルは、小さく収まると国は滅びる、国土拡大主義をとり続けることによって強い状態を保つことで永続できると思っています。この態度が周辺諸国の人々の反イスラエル感情を高めています。

国連や世界には、イスラエルの国土拡大主義を問題視する人・国が結構多く、今後、アメリカのイスラエル支援が弱まることがあると、周辺諸国政府の反イスラエル的動きが強まることがあるのではないでしょうか。まだまだイスラエル問題は深刻な問題として続くと思います。

百年の単位の長い目で見ると、イスラエルの人々が疲れ切ってしまうのではないでしょうか。イスラエル建国のプロセスは、先住民を心の底から怒らせてしまいました。まずいやり方であったと思います。ユダヤ民族は、結束力があると思いますが、非常に苦労して無人の地を開拓する動きが乏しいため、先住民族の中で増殖するような動きになっており、安住の地を見つけることができないでいます。ユダヤ民族の心に染みついた特殊な思考が現在も彼らの心の中で生きています。
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