心の旅紀行

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中国の国土拡大主義は経済交流の障害

2020年08月04日 | 世界
中国は、100隻単位の中国の漁船が尖閣諸島周辺海域に行き、漁業を行うことを許可するので、日本は妨害してはいけないと7月上旬に日本に連絡してきたというお話しがあります。中国の海警船も来て、漁業管理を行うそうです。まったく日本の管理を無視した一方的なお話しで、本当に中国がこのようなことをすれば日本の人々は怒って中国に対し攻撃的態度をとるようになるでしょう。

どうして中国は世界常識を無視した国土拡大主義をとり、隣国を怒らせるのでしょうか。押せ押せで国境を拡大し、局地戦をやって隣国や世界の様子を伺い、これが国境拡大の限界と判断したらそこで国境確定交渉を行うということでしょうか。国連安保理常任理事国として赦されない無法・不法行為です。

すでにアメリカは南シナ海における中国の国土拡大を不法と宣言し、アメリカを中心とする中国包囲網を強化しつつあります。アメリカは一戦を辞さない態度を示しています。日本も中国の国土拡大を不法とし、尖閣諸島も守るため、すでに中国包囲網に参加し、自衛隊も防衛戦の訓練を積んでいます。

中国は南シナ海は中国の海、尖閣諸島は中国の島と断固主張しています。南シナ海周辺国や日本は断固認めないと言っています。したがってすでに交渉の余地はなく、中国が戦端を開くかどうかという段階に来ています。

中国は民主主義国との経済交流を捨てる決心をすることができないから戦端を開かないだろうという読みがあります。しかし戦争にならなくても政経分離による経済交流はうまく行かず縮小がおこるでしょう。

日本は中国での生産、中国からの輸入の見直しをすべき段階に来ていると思います。政経分離による経済交流はやはり無理があります。中国が独裁主義国であっても経済交流の道を閉ざしてはいけませんが、中国からの輸入品に依存することはできません。
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