心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

新世界づくりの主役は人間性を重んじる人間主義者

2020年08月21日 | 世界
国の健全性を評価するには原子力利用をやめようとしているか見るといいと思います。アメリカはイランの原子力開発を厳しく非難し、経済制裁を科していますが、核兵器保有世界一のアメリカにイランに経済制裁を科す権利はありません。アメリカの原子力利用は国連さらには世界から厳しく批判されるべきです。

しかしアメリカと交流して国の発展をはかっている国が多いのでアメリカを批判する勇気がある国は少ないと思います。アメリカと対立している中国・ロシアも核兵器保有国であり、アメリカを批判する権利はありません。アメリカ、中国、ロシアの3強大国が原子力利用国であることは人類発展の障害です。強大国を無力化するには人類は非常な決意が必要です。

経済世界第3位の日本は、アメリカの核の傘の下にあって防衛すると言っていますから、国連の核兵器禁止条約に賛成しません。安倍晋三総理が、広島や長崎での平和記念式典で非核三原則を口にしますが、日本には核兵器はないかもしれませんが、アメリカと同盟してアメリカの核兵器に防衛を依存していますから欺瞞的です。日本は準核兵器保有国です。原発や放射性廃棄物の危険性は周知です。それなのに原発を重要な発電技術と位置付けています。日本は不健全な国です。

原子力利用を放棄している国、利用している国の国民も含め、原子力利用に反対している人間主義者がどんどん増えることを望みます。人間主義に自信を持ち、原子力利用反対の信念を自国に、さらには世界に発信し、人間主義仲間を増やすといいと思います。新世界づくりの主役は人間性を重んじる人間主義者です。アメリカ、中国、ロシア、そして日本などの原子力利用国が世界を指導することはありません。あってはならないことです。
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