「俺の名前はジャンルイジ・ブッフォン、仲間からはジジという愛称で呼ばれている。2000-01シーズンにユーベに移籍して今では世界最高峰のGKと呼ばれている」
「どうしたんだジジ?冴えない顔して。お前が守ってくれるから俺たちは安心して攻めれるってもんだ」
「そーですよジジ!いつも助けてもらって感謝してますよ!」
「とりあえずゼゲット、俺の後に来い」
「いや…な、アレックス。いっつもゴールを守っているんだけどさ、たまには俺攻撃もやってみたいな~なんて思ってな。ユーベのキャプテンのお前に相談したいんだよ」
「ふーん、まぁいいんじゃね?意表をついて攻めてみろよ。デュラセル(ネドベド)がその間GKやってるからさ」
「え…?何言ってんのこのオッサン?」
「そうか!アレックス!なら俺やってみるよ!」
「俺がガンダムだ!!!」
「アレックス…いくらブッフォンが足技が上手いと言っても無理があるだろ…現に俺たちミランの守備網は…」
シェバ「なにィィーーッ!落ち着け…素数を数えて落ち着くんだ…1、2、3、4、5………(パニック)」
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!!」
敵DF「認めたくないものだな…自分自身の…若さゆえの過ちというものを!」
ブッフォン「GKがドリブルして!何が悪いんだよォォォーーーッ!!」
「フェイントかよ…。って!カットされましたよ!どうするんですか!?アレックスさん!ゴールマウスはデュラセルさんがいるとはいえ空っぽですよ!?」
「すまん…みんな…俺はここまでのようだ…」
「まだだ!まだ終わらんよ!!」
「お前には俺たちがついているんだ!謝る事はねぇ!俺が必ず決めてみせる!」
「これこそスポーツ漫画の定番!友情・努力・勝利!」
「タイガーシュート!!」
「ヒャッホー!決まったぜ!もうお前は立派なドリブラーだ!ジジ!」
「そうか!アレックス!じゃあもう1発行くぜ!」
「あ。」
「よっしゃ!このボールは俺のモンだ!これで俺もヒーロに…」
実況「ゴーォォォール!決めたのはアンドリー・シェフチェンコ!!!」
「………」
本日の試合
ユベントス 1-1 ACミラン
試合終了後、ロッカールーム
「う~ん、やべぇな~俺のせいだわ…どうしよっかな~」
「とりあえずアキハバラに行こ(変装)」
「あれ?アレックスがいない?」
「アレックスさ~ん!どこですか~!」
「あれ?あのタイガーマスクどっかで見た事あるような…。」
アレッサンドロ・デル・ピエロ
日本へ逃亡。
つづく