MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

天六シネ5ビルの名残

2024-11-02 00:49:00 | 映画の話題




仕事の関連で久々に天六交差点に行ったので、かつて毎週夜中に通った天六シネ5ビルの跡地に行ってみた
今はローソンとくら寿司になってるがかつてはユウラクザ、ホクテンザ1、ホクテンザ2、コクサイ、ユウラク地下と5館の映画館の入るビルでした
かつての見る影もありませんが、商店街の街灯に「ホクテンザ1「ホクテンザ2」の文字が残ってて感慨深かかったです






↑懐かしい名残が…結構新しいプレートに見えるが


↑様々な伝説が産まれた(笑)ありし日の天六シネ5ビル
詳細は映画館のカテゴリーで「天六シネ5ビル」見てね


あの時代が懐かしい…良い時代でした
この記事書いてるのは金曜の深夜0時過ぎ…当時なら天六ユウラクザかホクテンザのどちらかに居てる時間ですな


思い出名画座vol.19 シネマート心斎橋

2024-11-01 19:43:00 | 映画館





先日、シネマート心斎橋が閉館しました
大阪ミナミの繁華街アメリカ村にある商業施設ビックステップの4階にある主にアジア映画が多くかかるミニシアターでした
元はパラダイスシネマと言う名前のミニシアター
そこから2006年春にアジア映画を中心に上映するシネマート心斎橋に変わりました












ここの劇場の魅力はメンバー会員になれば土日関係なく1200円で見れる事で(最後は1300円に値上がりした)
系列のシネリーブル梅田、テアトル梅田も同様のサービスで見れた
私はいずれも見に行く機会がそんなにありませんでしたが、行った時に会員を更新していました
そしてシネマート心斎橋は特にここ最近は年間数本は必ず行ってました

ここ の名物はロビーのフロアの壁に劇場スタッフによる公開作品を紹介する手書きの説明や自作の展示物があった事
しかもこれがかなりクオリティが高く
「続 荒野の用心棒」の棺桶や「ヘルレイザー」のピンヘッドの頭とかスタッフの愛の詰まった自作展示物が印象的でした
またチラシも公開始まっても置いてくれてるのも嬉しい


↑記憶に新しい劇場スタッフ制作のヘルレイザーのピンヘッドの再現ヘッド(パズルボックス付き)

スクリーンは2スクリーンでそれはパラダイスシネマの時と変わりません
広さもそんなにかわらない100席くらいのスクリーン
スクリーン1はフラットな座席に対してスクリーン2はやや傾斜のある座席でした










またコロナの時はスタッフが上映終わるたびに座席にアルコール消毒スプレーをかけていて、座席候補には消毒液とペーパータオルが置かれていて、観客も自分で気になる箇所を消毒出来るようになってた
ここは安心して見れるなーと思ったもんでした

ここでは韓国や香港、台湾映画などアジア映画中心でラインナップされますが、当然アメリカ映画や欧米の作品もかかりますし
私の好きなB級のホラー映画も多々公開された

リメイク版「サランドラ」の「ヒルズ・ハブ・アイズ」の1、2.の連続上映も嬉しかった
ダリオアルジェントの「ドラキュラ」もここで見た

2008年頃?アメリカからやってきたホラー映画の映画祭AFTER DARK HORRORFEST®JAPANもここで開催され6本中4本見た
この時はロビーの壁一面にに80年代のレンタル店の棚を飾った懐かしいホラー映画のVHSのビデオが壁に貼られていテンション爆上がりでした(笑)


↑懐かしいホラー映画VHSビデオの展示

アジア映画も多数見ました
韓国好きの嫁さんと韓国映画を何度か行き、雰囲気の良い劇場と喜んでいました
韓流グッズも多数売ってたり、ブルースリーの特集上映ではブルースリー作品のチラシセットを売ってたり、死亡遊戯のソフビ人形も置いてたり、上映関連の作品のTシャツも置いてたりとそれぞれのファンも楽しめるグッズも取り揃えてる劇場でした
しかも時には上映作品にちなんだオリジナルドリンクも販売してたり、作品紹介展示スペースといいこの劇場独自のサービスに毎回楽しみにしてるファンも居た事でしょう

↑歴代オリジナルドリンク

コロナ禍で観客が減り、結局戻らなかった事が閉館の1番の原因のようです
劇場が閉館と聞くとやはり寂しいです(特に施設の老朽化とか入ってる商業ビルの営業終了とかでなくお客さんが来なくて閉館て…余計辛いですね)
映画館と言う言葉の響きが大好きなものにとっては残念です
最後にここで見た作品は先日の「本日公休」と言う台湾映画
ここの劇場に相応しいアジア映画の良作でした
さよなら上映イベントはさすがにほとんどアジア映画でした
劇場のコンセプトを貫きましたね
映画愛に満ちた劇場であり、映画ファンに優しい劇場でありました







ありがとうシネマート心斎橋
さよなら!








No.42「トラップ」

2024-10-27 00:05:00 | 2024年劇場鑑賞






お馴染みのM・ナイト・シャラマン監督作品の最新作
今回は巨大なアリーナでのコンサート会場にトラップを仕掛けられた
そこにある父娘がライブを観にくるがこの父親こそ猟奇殺人犯で、コンサート自体が彼を捕まえるためのトラップとなっていた…

ジョシュ・ハートネット扮するクーパーと娘のライリーのために、アーティストのレディ・レイヴンのアリーナライブを見に行くどこから始まるんですが、このライブ始まる雰囲気がとてもリアリティでワクワク感が画面から出てくる
いざライブが始まると熱狂的なアリーナの感じも良い!
しかしライブ中にやたら出たり入ったりするのは…私の感覚てはありえん(笑)

ま、やたら警官がアリーナを包囲し、喋りのグッズ売り場の店員からトラップの対象者が自分であると悟ったクーパーが動揺しながら娘にバレずにアリーナを脱出するのに四苦八苦するため、やたらライブそっちのけで出たり入ったりウロウロする様は面白い
顔引きつらせ、こわばらせ、娘の前では作り笑顔…人間味が出ていてジョシュ・ハートネットのなかなかの好演と言うか怪演(笑)
目の前の奈落からせり上がってゲストが出てきたのを見て娘にあの下を覗きに行かないかと不自然極まりない提案して、娘にドン引きされるクーパー(笑)
以後、挙動不審を繰り返す

「この中に犯人が居る!さて主人公の運命は?」的なスタイルでなく犯人そのものの視点から描かれるこの作品はなかなか面白かった
警官に囲まれたアリーナからいかに脱出するか?で105分を通すかと思ったらストーリーの舞台は後半アリーナ外に飛び出しもう一つのトラップが…ネタバレなるからこれくらいにしますが(笑)

初期のシャラマン作品のようなトリッキーな驚きはないけど(毎回期待はするが)、今回はドラマの展開で二転三転させて見せるのは良かったと思います

歌姫レディ・レイヴンを演じたのがシャラマンの娘さん
独特な顔立ちはたしかに親父さん風
相変わらず親父もスタッフの役である意味重要な役で出てます

まさか「ミスターグラス」見たいな…あんな感じに今後なるんじゃないでしょうな・・・



★★★★ 2024.10.25(金) アポロシネマ スクリーン6 21:00 F-14





グルメスポット Vol.44 「スタンドアサヒ」(居酒屋)

2024-10-23 21:50:00 | グルメ




予約しないと入れない創業89年の庶民居酒屋
友人と長居にサッカー見に行った帰りに寄ってきた
もちろん予約してあった
カウンターとテーブルはいつも満席
カウンターの中に店を仕切る女将が1人
その奥に料理を切り盛りする男衆!
昭和の活気のある居酒屋さんです

名前にアサヒがつくだけにアサヒビールの生が飲めるが、何故かよその店より美味しく感じてしまう
入れ方?それとも気のせい?(笑)










料理もシンプルだが手が混んでそうな一品をお安く頂ける
ここの名物は炊き合わせの小鉢
最初の注文時に必ず勧められる
そして美味しい

名物の炊き合わせ


友人と2人で刺身を頼めば新鮮な魚の鉢の縁にわさびが2人分乗る
よそにはない心尽くしが嬉しいね


 
ちょい感動したわさびの二つ盛り

やきとり

とんかつもありソースとケチャップで食べると絶品!しかも650円

なすの田楽

鶏の唐揚げ



またここのハイボールは濃い目のハードパンチ
おかわりするほどドンドン濃くなる気が…(笑)
これも楽しみの一つ(笑)



飲んでそろそろお開きの雰囲気を察知して「酔い覚ましに赤だしどうです」と女将の一言
カウンターの中から各テーブルの雰囲気に気を配る
ちょっとみい寺島しのぶ風の名物女将
「雨の中見に行って負けて大変へんやったねー」と労いと慰みの言葉(笑)
地上波でしてないのに結果チェックしてるのもびっくり

また次来たくなる居酒屋さんです
やはりチェーン店よりこう言うお店は良いです!




No.41「ソウX」

2024-10-21 10:31:00 | 2024年劇場鑑賞




久々にソウシリーズ最新作
これで何と10作目!
私的にはハズレないんですね
もちろんシリーズ内では比べたら良し悪しありますが、それなりに毎回楽しんでます
そしてシリーズ10作目にして地元のあべのアポロシネマ初登場!(笑)
今までTOHOシネマズ系でしたからね
変に嬉しいです

ドラマは「ソウ」「ソウ2」の間に起こった話
末期ガンに苦しむジグゾーことジョン・クレイマーに患者セラピーで知り合った男から非認可ながら画期的な治療法でガンが消えた事を教えられ、大金を積んで早速その治療を受けるが、全く効果無し…真実を知るべく治療を受けた所へ行けば何ともぬけの殻!
実はそいつらは悪質な医療詐欺集団だった…
ここからジグゾーの復讐が始まる…ゲームと言う名の復讐が!

なんかいつもと展開違う?
ジグゾーが善玉で悪質医療詐欺集団を一網打尽にする!
シリーズには無かった妙にスカッとする展開(笑)
よく映画でもドラマでもめちゃくちゃ憎たらしい悪党出てきたら、切り刻んでめちゃめちゃしたれ!て思う事ってありますよね
これはそれをしてくれます(笑)

逃げた詐欺集団を見つけ出し(ちょいアッサリ見つけ過ぎやが)1箇所に集めて監禁して、いつもの拷問装置に拘束しゲームを順番に仕掛けいく
時間内に脚を自ら切断しなければ首を切断されるとか、医療関係らしく自分で頭を切開して脳を時間内に切り取れとか!
ハードルの高いグログロ度満点のゲームを展開!
主犯の女が次々と殺人ゲームを仕掛けられる手下たちに「行け!」「足を早く切って!」「時間ない!早く脳を切れ!」とか声援を送るのが妙にワロタ!
本人達はあんたやってみー!な心境でしょうな(笑)

まさに復讐鬼となったジグゾーが今回は善玉の役回り
しかも少年とのふれあいがあったり、クライマックスはあわや逆襲されジグゾーが一転ピンチとなり、自ら作った拷問装置の餌食になりかけるなど新展開がてんこもり(笑)
しかしシリーズ一貫してゲームクリアしたら生きる権利を得て助けられると言うコンセプトはこんな展開でも今回も守られてるのは良いね

シリーズの前半のエピソードなのでクレイマーは生きてるけどげっそり痩せて末期ガンで生気の無い感じを現在の年齢重ねたドビン・ベルが演じているから見た目もリアルでしたね
因みにポスターのビジュアルの目に管付けられた仕掛けは眼球吸いだす(!)やつです

シリーズも10作もなれば普通はマンネリを通り越して相当クォリティが落ちるけど、この作品はまだこんな手法もあんのか!と色んな意味で楽しませてくれました

しかしシリーズ1と2の間にこんなに派手な出来事があったとは…絶句(笑)



★★★★ 2024.10.18(金) アポロシネマ スクリーン3 20:05 H-17