我々世代を楽しませてくれたスターが
立て続けにこの世を去りました
まずは千葉真一さん
子供心にキイハンターのキレのあるアクションのカッコ良さに魅了されて、ブルースリーを初めて見た時は千葉真一さんだと思った
色んな映画で千葉ちゃんの姿を見せてもらいました
「仁義なき戦い」の豪傑なヤクザ、「戦国自衛隊」のノースタントなアクション(アクション監督まで務めてましたね)
「魔界転生」の剣豪柳生十兵衛でのゾードアクション、「ゴルゴ13九龍の首」のデューク東郷、そしてこれこそ真骨頂のギャグと必殺技の緩急が堪らない「直撃!地獄拳」シリーズや「殺人拳」シリーズの空手映画
つい先日見た「赤穂城断絶」が私の見た最近の千葉真一さんの作品となりました
またCMでは奥さんの野際陽子さんと共演したハウスジャワカレーや「やったね千葉ちゃん」の車のCMの各シリーズ
映画だけでなく昭和のTVでは千葉真一さんが大活躍で、まさに我々のスターでした
多分、新世界東映で追悼映画月刊を設けるでしょう(高倉健、菅原文太、梅宮辰夫など東映スターが亡くなったら必ずやってる)
ライナップが楽しみです
千葉真一さんの訃報が出た時、友人達からLINEやメールが来ました…親戚やないんやからね
しかしそれだけ我々世代には(特に男子は)思いれのあるスターだったんですね
その翌日はなんと笑福亭仁鶴さんの訃報が…
仁鶴さんは何と言っても「ヤングおーおー」ですよね
他にも桂三枝(現分枝)、ザ・パンダ(桂文珍、桂きん枝、月亭八方、林家小染)など関西若手お笑い芸人が出ていて、仁鶴さんはその中でも少し上のような存在でした
あまり聞かなかったけどラジオでも活躍され、これまた我々世代では昔見ていたTVに大概出ていた人なんですね
落語家でありながら「どんなんかなー」を代表する軽妙なアクセントで笑わせるギャグはみんな真似してましたな
仁鶴さんといえば歌手デビューもしていて
ビル清掃しながら子供を育てる母親の心情を歌った「おばちゃんのブルース」が個人的に昔から胸に来る曲なんですね
私の母親が歌に出てくるような派遣のビル清掃の仕事しながら我々兄弟を育ててくれたんですが、子供の頃から「これ、おかんのテーマ曲やんな」とか言うてたもんです
続け様にレジェンドな2人が亡くなり、ちょっと寂しいですね
特に千葉真一さんはコロナに感染しての死去だけにますます残念です
お二人のご冥福をお祈りします