今週もなんばパークスシネマに登場
アポロシネマでなかなか見たいのが無く、今年は今のとこ全てミナミでの鑑賞になってます
先週は「アンテッド/愛しき者の不在」とどちらを見ようかとなったこの作品を見に来ました
財閥の鬼畜息子が生徒や教師まで支配する高校にやってきた女教師
最初は陰湿なイジメも見て見ぬふりしてたがついに怒りが爆発!
テコンドー3段、合気道3段、ボクシング五輪候補だった本領発揮!
悪党を懲らしめる!
わかりやすい勧善懲悪な作品で面白かったですな
主人公の女教師シミンを演じるシン・ヘソンの身体能力の高いアクションが韓国映画ならでは、なかなか日本でこんなん出来る女優さん居ないですね
昭和の志穂美悦子さんぐらい(笑)
悪党のいじめっ子のイ・ジュニョンの憎々しいキャラがある意味この作品のキモ
悪役が悪ければ悪いほどこう言う映画は盛り上がり最後のカタルシスに繋がりますからね
そんな意味ではイ・ジュニョンは良い芝居ですね
ジミンは最初は非常勤講師なんだが、何とか正規職員になるため、他の教師同様に陰湿なイジメに見てみぬふりするんだが、遂には怒りが頂点に猫のマスクを被ってスガン達不良グループを成敗へ!(本領発揮まではぶりっ子キャラ)
まるで漫画のような展開ですが、スガンたちのイジメ行為が結構エグい
実際に日本でも色々と事件聞きますが、この映画のイジメも相当なもん
そんな社会的な問題とエンタメなアクションを絡ませた作品
猫のマスクを被り教師とバレないように活躍するがクライマックスは学園祭でリンクを組んでのジミンvsスガンの対決はマンガの世界のようだが、なかなか格闘技映画見たい私は面白かったです
まるでタイガークィーンのようなアクロバットな動きなど見せながらスガンを翻弄するも反撃にあいスダボロになっていく一騎打ちは正義対悪の図式がわかりやすく、マスクから長い髪の毛が露出して正体が女てのがわかり、最後はマスクを自ら投げ捨て素顔のジミンになり場内が騒然となる場面からの爽快感は韓国映画ならでは?
こう言う映画は最近の邦画ではあまりないような気がしますからね
マ・ドンソクさんの作品同様パワフルでスカッとする韓国映画らしい作品でした
ただイジメのシーンなどは見る人によってはキツイかもね
★★★★ 2025.1.24 なんばパークスシネマ シアター2 20:20 F-4