MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.08「TATAMI」

2025-03-04 10:17:00 | 2025年劇場鑑賞






2週間ぶりに劇場に来ました
今や今年は準ホームグランドになりつつあるなんばパークスシネマ
評判のこの柔道映画

チケット販売機で買おうとすると、品の良さそうなおばあちゃんが「映画を今から見るんですか?」と話しかけられた
なんばパークスシネマ鑑賞引換券を見せながら「実はこのチケットは今日が期限で私は見れないので、良かったら使ってください」と行って頂いた
「お言葉に甘えて使わせて頂きます」とお礼を言って使わせて貰った
ついてるなー
因みに他の人にも声かけてたから、まだチケット持ってはるんやろなー

世界柔道選手権に出場したイラン代表の女子選手レイラ・ホセイニ(アリアンヌ・マンディ)は順調に勝ち進み、決勝で旧知の仲でもあるイスラエル代表のシャニ・ラヴィ(リル・カッツ)と対戦する可能性が高まる。3回戦が始まる直前、監督のマルヤム・ガンバリ(ザール・アミール)にイランの柔道協会から連絡が入り、マルヤムはレイラを棄権させるように命じられる。

実話ベースのドラマをモノクロで描かれるこの作品
スポーツに政治が関与していくドラマだが、それに抗う主人公たちの信念と姿勢が神々しいくらいに感じるなかなかの佳作で良かったです

監督のガンバリが協会からの棄権要請を最初は蹴るが、執拗な電話責めにレイラに棄権するように言わなければならない立場になっていく
ここからレイラ、ガンバリの心の葛藤が重くモノクロ画面からのしかかってる
そんなレイラに相談に乗ろうとする柔道協会のスタッフらの奮闘が頼もしく見えてきます
スポ根モノにあるような爽快感などはなくむしろ虚しさを感じさせてしまうドラマ

結局、大騒動も取り越し苦労に終わるとこれほど虚しい事はないと感じさせてくれる作品でもありました


★★★ 2025.2.28(金) なんばパークスシネマ シアター8 J-17



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