監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演 アンジェリーナ・ジョリー
ジョニー・デップ
ポール・ベタニー
春休みも本番を迎えどこのシネコンも賑わいを見せております
東日本大震災の影響で「ザ・ライド エクソシストの真実」「世界侵略 ロサンゼルス決戦」が上映中止
ついでに「ジャッカス3D」までも延期になってしまいました(バカバカしい過ぎるから?)
そんな中で夢の顔合わせが実現した話題の作品がこの作品です
(あらすじ)
傷心を癒やすためイタリアを訪れたアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)は、ベニスに向かう車中で上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声を掛けられる。
魅力あふれるエリーズに誘われるがまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。
しかし、それはすべて仕組まれたわなだった……
謎の女アンジェリーナ・ジョリーを当局が尾行する場面から始まるけど、スパイ映画らしいスリリングな幕開けです
でも鑑賞前の期待値によるがオープニングの割には大半は地味な展開で、意外と肩透かしに思う人も居るかもしれません(私はそういう予備知識がたまたま耳に入ってたのでさほど思わなかったが)
でもアンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップと言う有りそうで無かった共演の豪華さはまさにハリウッド映画らしさ全開で、全編通じて描かれるベニスの街の美しい風景共々ゴージャスな作品となってます
今回ジョニー・デップはいつものようなヒーローではなくいわば普通の一般人て感じで、そんな普通の男が異国の旅先でアンジェリーナ・ジョリーのようなミステリアスな美女と出会い犯罪に巻き込まれるていく
ヒッチコック映画でよくある巻き込まれ方サスペンスで、謎の集団に襲撃されたり警察に逮捕されたりと踏んだり蹴ったりな旅行者をジョニー・デップがユーモラスに演じてます
でもこの映画で目を引くのはやはりアンジェリーナ・ジョリーです
ハードなアクション映画から人間ドラマまで幅広い作品に出てますが、どの作品も言いようない色気を作品なりの雰囲気の中で醸し出してるけど、特にこの作品では妖しい魅力が全開でジョニー・デップもホイホイ巻き込まれる訳だわ・・・
特にホテルスィートルームで散々気を持たされた挙げ句に寝る時はソファーで寝ろと言われ寝室から閉めだされたジョニー・デップに初めて天下のジョニー・デップに気の毒に・・・と思った(笑)
映画の内容としては平凡で平均点的な無難な映画だけど、二人のゴージャス共演とベニスの街の美しい風景(+アンジェリーナ・ジョリーのお色気)がそれを補っていて私は地味ながらまずまず楽しめました
★★★ 2011.3.30(木) なんばパークスシネマ シアター4 17:30 D-7