お馴染みのM・ナイト・シャラマン監督作品の最新作
今回は巨大なアリーナでのコンサート会場にトラップを仕掛けられた
そこにある父娘がライブを観にくるがこの父親こそ猟奇殺人犯で、コンサート自体が彼を捕まえるためのトラップとなっていた…
ジョシュ・ハートネット扮するクーパーと娘のライリーのために、アーティストのレディ・レイヴンのアリーナライブを見に行くどこから始まるんですが、このライブ始まる雰囲気がとてもリアリティでワクワク感が画面から出てくる
いざライブが始まると熱狂的なアリーナの感じも良い!
しかしライブ中にやたら出たり入ったりするのは…私の感覚てはありえん(笑)
ま、やたら警官がアリーナを包囲し、喋りのグッズ売り場の店員からトラップの対象者が自分であると悟ったクーパーが動揺しながら娘にバレずにアリーナを脱出するのに四苦八苦するため、やたらライブそっちのけで出たり入ったりウロウロする様は面白い
顔引きつらせ、こわばらせ、娘の前では作り笑顔…人間味が出ていてジョシュ・ハートネットのなかなかの好演と言うか怪演(笑)
目の前の奈落からせり上がってゲストが出てきたのを見て娘にあの下を覗きに行かないかと不自然極まりない提案して、娘にドン引きされるクーパー(笑)
以後、挙動不審を繰り返す
「この中に犯人が居る!さて主人公の運命は?」的なスタイルでなく犯人そのものの視点から描かれるこの作品はなかなか面白かった
警官に囲まれたアリーナからいかに脱出するか?で105分を通すかと思ったらストーリーの舞台は後半アリーナ外に飛び出しもう一つのトラップが…ネタバレなるからこれくらいにしますが(笑)
初期のシャラマン作品のようなトリッキーな驚きはないけど(毎回期待はするが)、今回はドラマの展開で二転三転させて見せるのは良かったと思います
歌姫レディ・レイヴンを演じたのがシャラマンの娘さん
独特な顔立ちはたしかに親父さん風
相変わらず親父もスタッフの役である意味重要な役で出てます
まさか「ミスターグラス」見たいな…あんな感じに今後なるんじゃないでしょうな・・・
★★★★ 2024.10.25(金) アポロシネマ スクリーン6 21:00 F-14
コンサートの楽しみ方というか、この映画のスタイルはありえんですよね。
シャマラン監督の娘さん演じるレディ・レイブンは良かったですよね。
シャラマン作品はダリオアルジェント映画を見る目で見ないと行けないかも知れませんね(笑)
結構ツッコミ所は満載
たしかに見る人によっては凡作て言うでしょうね
しかし私はどんでん返し無くても堪能出来ました
コンサートの途中に席離れて売店で唐揚げ買いに行ったりグッズ買いに行ったりとありえん場面多々ありました
野球観戦であるまいし
そない出入りしないですよね
少なくとも私は…(笑)