三谷幸喜の劇場映画派久しぶりです
今回はなかなか楽しそうな題材で予告編から期待していての鑑賞
中井貴一が記憶喪失になった史上最悪の総理大臣を演じてまして、これがなかなかいい感じなんですね
不正行為や裏取引をする悪徳総理、しかも妻や息子とも関係は最悪!
妻は総理補佐官のディーンフジオカと不倫関係、総理自身も敵対する野党第1党の女党首吉田羊と実は関係を持っている
そんなゴタゴタな中、記憶を無くした総理がリセットされたごとく普通の人になってしまい、それがキッカケに全て上手く行って行くと言う、安心してみれる喜劇になってます
達者な役者達がいい芝居してるのであっという間に時間がたちました
ちょっとアメリカ映画の「デーブ」を思い出しましたかね
あちらは大統領が愛人と逢い引き中に急死
側近たちが内密に大統領そっくりさんのケヴィン・クライン扮する一般市民を代役に立て乗り切ろうとする
これまた元の大統領よりいい人で、奥さんとのギクシャクした関係も修復される…て言うコメディーでしたが、三谷版デーブも負けないくらい笑わせてくれました
★★★ 2019.9.27(金) アポロシネマ スクリーン4 21:00 F-2