今年亡くなれた大林宣彦監督作品で、これが映画監督デビュー作品
久々に鑑賞しました
当時は劇場では見てなくて、初めて見たのはTV放映の時でした
私は公開時からこの作品への興味は何といっても当時売り出し中の若手女優だった池上季実子さんのオッパイでした
初ヌードを披露と言う事で少年の幼い股間(笑)を妄想で刺激させてくれました
この作品は夏休みに女子高生達が訪れた古い屋敷は人間を食べる家だった…1人暮らしの老婆の南田洋子は女子高生達が食べられる度に若々しくなって行く…そんな話
しかし改めて見たら、後の大林監督の片鱗を見せるどころか、大林テイストのファンタジー要素が早くも全開の映像美ですね
当時この感覚はついて行けたのかな?
人食い屋敷が題材で美少女たちが家に食われて行くと言う今のJホラーの先駆け的な作品ですが、残虐シーンは殆ど無く、宙に浮く生首も手足がピアノに飲まれてバラバラになってもエグさは感じられず、ファンタジーな映像が全てそれらを楽しい夢の世界のように見せてくれます
まさに大林監督ならではのホラー映画ですね
物語の中心となる女子高生のヒロイン達は池上季実子、大場久美子、神保美喜、松原愛と若手女優やアイドルらが出演
妖艶な魅力を見せる池上季実子や人気アイドルだった大場久美子のブリブリ感、そして短パン姿で白い素足を全開にし、何故かカンフー殺法を繰り出す神保美喜さんはツボでした
さらっと松原愛は水中ヌード見せてるし、ついでに南田洋子も?あれ本人のオッパイか?
ゲスト出演の音楽担当のゴダイゴ始め、小林亜星、笹沢佐保なども出て、また菅原文太のそっくりさんによるトラック野郎のパロディ、寅さんのモノマネでお馴染み原一平によるパロディなどファンタジーな映像を駆使した特撮の中にバタ臭いネタを入れてくるとこは面白い
ゴダイゴの音楽もこの作品をダークでファンタジックナな逸話らしく明るいものにしている
遊び心満載の大林ワールドの原点のような作品でした