監督 チェン・カイコー
出演 真田広之
チャン・ドンゴン
セシリア・チェン
ニコラス・ツェー
チェン・カイコー監督と言えば何と言っても「覇王別姫/さらばわが愛」が頭に浮かびますが、「キリング・ミー・ソフトリー」と言った異色の作品もあったけど、この映画もチャン・イーモウ監督の「HERO」「LOVERS」のようなワイアー&CGを使ったアクションエンターティメントに仕上がっており、彼の作品にしてはもっとも派手な異色作と言っていいかもしれません。
正直、ストーリーはあまり知らずに見たんですがオープニングの猛牛の大群の場面からして「おっこれは普通の人間の話と違うな・・・」と感じました。
神話の世界を思わすようなファンタジックなドラマで、それぞれのPROMISE(約束)された運命の中でもがき翻弄されていく男女たちの物語。
しかし前半は正直、「アホみたいな映画やな~」といった印象で猛牛が大群で暴走してる中、人間を越えたスピードで走るチャン・ドンコンに爆笑!「おいおい、これゃ漫画の世界やぞ」
そんな彼を奴隷にした大将軍光明こと真田広之が流暢な中国語を話してたのはびっくり!
ひょっとして吹き替えかな?と思っていただけに頑張ってますね~
この2人が同じ女性を好きになる訳ですが、負傷した光明にかわり甲冑を着けて囚われた王妃を救った奴隷が王妃の美しさに一目惚れし、また王妃も顔を甲冑で隠した彼を光明と思い込み勘違いしながら愛していく・・・この辺あたりから割かし神話の世界の雰囲気の中の三角関係がファンタジックに描かれていく・・・
王妃を演ずるセシリア・チェンは香港映画などでよく見かける女優さんだが、王妃て言うイメージではないけど監督はそのギャップをあえて利用したキャスティングだったようですね。
入浴シーンでのセミヌード(?)や真田との太股むき出しのベットシーンでのカラミなどお色気場面が結構目についたのは意外でした。
そしてニコラス・ツェーが演じた悪役がこの作品で映えてましたね~
真田もドンゴンもセシリアも良かったけど、私はこのニコラスのクールで水も滴る何と言えない色気を持った悪役が非常に印象に残りました。
印象といえば赤や白、黒といった色彩を強調した映像も印象的でしたね。
「HERO」までも行かないとしてもキャラに合わせたような色彩の使い方はこの神話のようなドラマには似合ってましたね。
それぞれ着ている衣装も独特で(光明の馬まで赤で彩られている)このへんは中国映画の時代物を思わせますね。
★★★★ 2006.2.16(木) 角座2 18:50 E-12
出演 真田広之
チャン・ドンゴン
セシリア・チェン
ニコラス・ツェー
チェン・カイコー監督と言えば何と言っても「覇王別姫/さらばわが愛」が頭に浮かびますが、「キリング・ミー・ソフトリー」と言った異色の作品もあったけど、この映画もチャン・イーモウ監督の「HERO」「LOVERS」のようなワイアー&CGを使ったアクションエンターティメントに仕上がっており、彼の作品にしてはもっとも派手な異色作と言っていいかもしれません。
正直、ストーリーはあまり知らずに見たんですがオープニングの猛牛の大群の場面からして「おっこれは普通の人間の話と違うな・・・」と感じました。
神話の世界を思わすようなファンタジックなドラマで、それぞれのPROMISE(約束)された運命の中でもがき翻弄されていく男女たちの物語。
しかし前半は正直、「アホみたいな映画やな~」といった印象で猛牛が大群で暴走してる中、人間を越えたスピードで走るチャン・ドンコンに爆笑!「おいおい、これゃ漫画の世界やぞ」
そんな彼を奴隷にした大将軍光明こと真田広之が流暢な中国語を話してたのはびっくり!
ひょっとして吹き替えかな?と思っていただけに頑張ってますね~
この2人が同じ女性を好きになる訳ですが、負傷した光明にかわり甲冑を着けて囚われた王妃を救った奴隷が王妃の美しさに一目惚れし、また王妃も顔を甲冑で隠した彼を光明と思い込み勘違いしながら愛していく・・・この辺あたりから割かし神話の世界の雰囲気の中の三角関係がファンタジックに描かれていく・・・
王妃を演ずるセシリア・チェンは香港映画などでよく見かける女優さんだが、王妃て言うイメージではないけど監督はそのギャップをあえて利用したキャスティングだったようですね。
入浴シーンでのセミヌード(?)や真田との太股むき出しのベットシーンでのカラミなどお色気場面が結構目についたのは意外でした。
そしてニコラス・ツェーが演じた悪役がこの作品で映えてましたね~
真田もドンゴンもセシリアも良かったけど、私はこのニコラスのクールで水も滴る何と言えない色気を持った悪役が非常に印象に残りました。
印象といえば赤や白、黒といった色彩を強調した映像も印象的でしたね。
「HERO」までも行かないとしてもキャラに合わせたような色彩の使い方はこの神話のようなドラマには似合ってましたね。
それぞれ着ている衣装も独特で(光明の馬まで赤で彩られている)このへんは中国映画の時代物を思わせますね。
★★★★ 2006.2.16(木) 角座2 18:50 E-12